トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > 社会  > 『NEWS23』新キャスター・後藤謙次 ジャーナリストの資質は?

『NEWS23』新キャスター・後藤謙次 ジャーナリストの資質は?

 先日、『NEWS23』(TBS)のメインキャスター筑紫哲也の後任としてお披露目された、共同通信・前編集局長の後藤謙次。改編期でもないこの時期 に交替したのは、来る衆院選の特番に備えたいTBS側の思惑と、共同通信内部のゴタゴタに嫌気が差した後藤の思惑が一致した結果という声も囁かれている が、そんなことより気になるのは後藤のジャーナリストとしての資質だ。

 というのも、後藤はリベラルなスタンスをもつ政治ジャーナリストという評価がある一方で、古巣の共同通信社内では「政界スキャンダルの潰し屋」と陰口を叩かれてきた人物だからだ。

 たとえば、2006年、同社社会部が取材していた安倍晋三前首相のスキャンダル取材に上層部から圧力がかかり、記事が葬り去られたという事件が「月刊現代」で報じられたことがあるが、このとき、圧力をかけた上層部の統括責任者が後藤なのだ。

 また、後藤は旧経世会ときわめて近く、野中広務元幹事長とは、その著作に解説を書くほどの関係だという。

 「2003年、野中氏が政界を引退する直前、共同の社会部が大手商社『ニチメン』をめぐる詐欺容疑で逮捕された被告から野中氏の元秘書に金が渡っていたという事実をスクープするんですが、このときも、後藤さんが現場に圧力をかけて、結局、記事は核心に触れられないまま尻すぼみに終わった」(共同通信関係者)

 これまでの『NEWS23』はさまざまな問題があったにせよ、権力への迎合が目立つテレビの中では珍しく、権力に対する批判もきちんとやろうとしてきたニュース番組だった。後藤のキャスター就任ではたしてそのスタンスが守れるのか、要注目である。
(川端幹人/携帯公式サイト「サイゾー裏チャンネル」より)

qrcode.jpgQRコードで今すぐアクセス

※サイゾー裏チャンネルには、他にもあなたを裏事情通にする独自コンテンツがたっぷりあります! 「日刊サイゾー」の記事もケータイからタダで読めちゃうので、まずは一度遊びに来てください♪

【DoCoMoからアクセス】
i Menu ⇒ メニュー ⇒ 芸能/グラビア/お笑い ⇒ 芸能ニュース ⇒ サイゾー裏チャンネル

【auからアクセス】
EZweb トップメニュー ⇒ カテゴリ検索 ⇒ 音楽・映画・芸能 ⇒ 芸能情報 ⇒ サイゾー裏チャンネル

12月12日よりSoftBankでもオープン予定です。

【関連記事】 『ニュース23』新キャスター決定の裏に、共同通信の内部対立!
【関連記事】 久保田智子トイレ盗撮騒動で揺れたTBSの“防止対策”とは?
【関連記事】 NHKの「きれジャイ」アナウンサーよ プリーズ・カム・バック!!

最終更新:2008/06/27 21:30
ページ上部へ戻る

配給映画