NHKの「きれジャイ」アナウンサーよ プリーズ・カム・バック!!
#ネット #ニュース番組 #ドラえもん #NHK
“きれジャイ”アナウンサーの存在を、ご存じだろうか?
「きれジャイ」とは、コミックス版『ドラえもん』36巻に所収のストーリー「きこりの泉」に登場する「きれいなジャイアン」のこと。これは、正直者のきこりが斧を落とすイソップ寓話「金の斧」をモチーフにした話で、ひみつ道具「きこりの泉」にジャイアンが誤って落ちた際、女神によって「正直者には、このきれいなジャイアンをあげましょう」と差し出されたのが、この「きれいなジャイアン」こと「きれジャイ」なのだ。
2ちゃんねるでも惜しむ声
これがまた、実にキリッとした男前のジャイアンであり、この1話に登場するのみであるにも関わらず、ドラえもんファンの間では非常に有名な、人気キャラなのである。
そして、この「きれジャイ」に似ているという理由だけで、「NHKのきれジャイ」と呼ばれていたのが、寺澤敏行アナ。NHKニュース「おはよう日本」を経て、2006年4月からは、土日のお昼のニュースの顔としておなじみだったのだが、ガッチリ系の体格と誠実そうなルックスは、確かに「きれいなジャイアン・実写版」の風貌。ファンサイトまで立ち上がり、2ちゃんねるにも「きれジャイ・寺澤敏行アナウンサーを応援するスレッド」があったりと、ネット界隈では非常に知名度が高く、ついでに言うとゲイ人気も高かった。
ところが、7月14日の台風ニュースを最後に、この「きれジャイ」はブラウン管から姿を消してしまう。どうやら、人事異動で国際部の記者になってしまったらしいのだ。
これに対し、「さよならきれジャイ」「もうジャイには会えないの?」と、彼を惜しむ声が続出。いま「きれジャイ」はどこでどうしているのか? また会える日はくるのか? ネットに充満するこうした悲痛な叫びへの回答を求め、NHK広報に尋ねてみたところ、やはり現在は「記者として業務にあたっています」とのこと。取材の成果を報告する機会でもない限り、「きれジャイ」登場は当面ないよう。数年先の異動で、再びアナとして戻ってくる日を待つしかないのか? と一縷の望みに希望を託してみても、「将来の人事のことまでは、さすがになんとも分かりません(笑)」(NHK)
さらに、寺澤アナが「きれジャイ」と呼ばれていることについてどう思うか聞いてみると、「本人でないですしね。差し控えさせていただきます。本人もきっと、現在は取材中心の生活ですので、お答えできる状況ではないかと思います」と、つれないお返事。
人事に懇願するよりは、別のジャイアン系のアナでも泉に落として、新しい「きれジャイ」で我慢するほうがいいのかもしれません。
(太田サトル)
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