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マーティもベタ褒めする“初音ミク”の新展開とは?

20071126_miku.jpg体験版初音ミクと同人誌が付録に!
「DTMマガジン」11月号(寺島情報企画)

 今年8月末に発売されるや、売り切れ続出の大ヒットとなった音声合成ソフト「初音ミク」。ユーザーの手によって作られた「みくみくにしてあげる ♪」「ハジメテノオト」などのオリジナル曲、MAD画像など、さまざまな作品がニコニコ動画に投稿され、一大ブームとなっている。初音ミクを登場させたゲーム、ムービー、デスクトップマスコット、携帯電話用待ち受けFlash、ブログパーツ……毎日、どこかで誰かが新しい作品を制作し、発表しているほどだ。

 そんな初音ミクの魅力を、全米屈指の“アイドル好き”トップミュージシャンであり、本誌連載陣のひとりでもあるマーティ・フリードマンに、オリジナル曲「みくみくにしてあげる♪」を聴いたうえで分析してもらったが……。

「初音ミクはとても素晴らしいね! その上、近いうちに、まずレコーディング業界の中で、ProToolsと同じような“使って当然”の物になると思う。とりあえず、仮ボーカルとして、コーラスとして、歌詞を試しに、などなど、みんな使うと思うよ」

 マーティは、初音ミクのアイドル性よりも、実用性に注目している様子。今のところ、素人間での盛り上がりが顕著な初音ミクだが、いずれはこのソフトを利用して、日本の音楽業界全体がより良い方向に進むことを期待しているようだ。

「でも、僕がいちばん期待するのは、プレスリー本人の声でJ-POPを日本語で歌うソフトが誕生すること! 可能性に限界はないよね!」

 12月には、初音ミクの妹分ともいえる新ソフトの発売も控えている。近い将来、マーティの期待も現実のものになるかも?
(下戸山うさこ/「サイゾー」12月号より)

はつね・みく
価格/オープンプライス(市場予想価格1万5750円前後) 開発/CRYPTON
女性声優の声をサンプリングした日本語女性ボーカル・ソフトウェア。初音ミクの先輩にあたるソフト「MEIKO」「KAITO」もあるが、初音ミクが人気を呼んだのは、そのキャラクター性に強く起因するのかもしれない。

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最終更新:2008/06/27 21:02
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