あなたの空想を無印良品が商品化!
#企業 #グッズ
日本はおろか、世界中に店舗を拡大している無印良品。もともとは西友で販売する商品として1980年に事業をスタート。シンプルなデザインと機能性を重視した商品が受け、現在では国内276店舗、イギリスや中国など海外に69店舗を構えている。そんな無印良品が、あなたのアイデアを実際に商品化してくれるのをご存知だろうか?
空想+無印良品=空想無印
実際に商品化を検討するのは、ウェブサイト「空想無印」を運営するエレファントデザインというデザイン会社。同社で商品開発を行う谷岡拡氏はこう語る。
「02年頃に無印良品とエレファントデザインが共同で『体にフィットするソファ』『持ち運びできるあかり』を開発したのをきっかけに、先方から『ウェブを使って面白いものができないか?』と言われたのが始まりです。商品のアイデアを一般ユーザーから募るウェブサイトは前からあったのですが、今年2月に無印と提携して新商品のアイデアを集める『空想無印』を立ち上げ、登録ユーザーから、現行品のカスタマイズ案や新商品のアイデアを募集しています。ほかのユーザーから『実際に欲しい』という投票数が1000票に達すれば、商品化に向けて検討します」
ウェブで商品アイデアを募集するメリットは「デザイナーでは気付かない、幅広いアイデアや、ユーザーの生活に密着したアイデア」が集まるところだという。
今年の2月にサイトを立ち上げたこともあり、まだ実際に商品として販売されたものはないが、現在、1000票を超えた「本に貼るための透明な付箋」を商品化に向けて動いてる。ほかにも空想無印のサイトには、「服を掛けられるカーテンレール」や「口の広いシャンプーボトル」など、すぐにでも欲しくなりそうな商品のアイデアが満載。
「現在までに700点くらい応募があります。実際に商品化されるのは、その中の一握りになってしまうかも知れませんが、長い目で見て、良いものを商品化していこうと思います」(前出・谷岡氏)
日々の生活の中で、「こんな商品があればなぁ」と思っている人は、空想無印にアイデアをアップしてみては?(編集部)
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