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オタクトップ企業徹底解剖!【フィギュア編】

20071107_figure1.jpg萌え系美少女フィギュアが基本中の基本

 これからの日本を支える輸出産業は、家電でも自動車でもなくオタク商品だ! オタク市場は4000億円を超えるビッグビジネス。さまざまに萌え上がる秋葉系ビジネス、そのもっともコアな分野のビジネスモデルから企業間の関係までを徹底分析!!(特集概要はこちらから)

第一弾 【フィギュア編】

優秀な「原型師」の確保が好調の鍵

 上位4社に共通するのは、製品の元となるひな形モデルを造形する「原型師」を、専属として社内に抱えている点だ。原型製作専門の工房会社を持つボークスや、前身の模型店時代から素人模型マニアを養い、一流原型師集団へと育てた海洋堂。上位4社の今日の地位は、優秀な社員原型師たちの力によって築かれたといっていい。

 一方、販売面に関しては、あくまでもメーカーとして、少数精鋭による商品開発や他社への製品提供を主軸とする海洋堂・ウェーブと、複数の直営店を運営し、直接販売にも力を注ぐボークス・壽屋の二極に分かれている。中でもボークスは、工具などを含む他社製品も手広く扱い、売上高でライバル・海洋堂とは大差をつけている。壽屋も、欧米・アジアへの海外販路の開拓に成功。6年後には売上高200億円を目指す、と意気軒昂だ。

 また、90年代後半まで、上位4社、特に海洋堂とボークスの商品構成は似通っていたが、01年の食玩ブームを境に、大きく路線を異にしている。ボークスが、高額ドール分野へと進出し、新規顧客を開拓したのに対し、海洋堂は、食玩ブームの沈静化と、美少女フィギュアへの乗り遅れにより、やや伸び悩んでいる。現在、海洋堂の主力商品は、低価格アクションフィギュアだが、かつての勢いを取り戻すほどのインパクトはない。業界内での同社の影響力は大きいだけに、今後の動向が注目されている。

(株)ボークス
①72年 ②05年60億円 ③グループ合計150名(原型師10名) ④16店 ⑤73年、現ボークス社長・重田英行氏は海洋堂に弟子入り。その後、海洋堂に酷似した業務を展開し、両者は犬猿の仲に。

(株)壽屋
①53年 ②07年6月期見込み40億5000万円(3億円) ③125名 ④5店 ⑤塗装済み米映画キャラ&美少女フィギュアに注力。店頭では「美少女フィギュア、袋に詰め放題3000円」といった販売も。

(株)海洋堂
①64年②05年30億円 ③41名(原型師10名)④1店⑤業界最大の展示即売会「ワンダーフェスティバル」を主催。自社ビルには、大映から100万円で買った本物の大魔神が仁王立ち。

(株)ウェーブ
①83年②05年3月期11億3000万円 ③18名 ④1店⑤クオリティの高い製品を生み続けているが、販売面がやや弱い。

※①創業年 ②売上高(営業利益) ③従業員数 ④店舗数 ⑤ひとくち情報
(柳一人/「サイゾー」8月号より)

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最終更新:2008/01/24 20:51
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