AV引退の夏目ナナにアントニオ猪木が喝っ!!(後編)
#アダルト #格闘技 #AV #夏目ナナ #アントニオ猪木 #対談
これは、AV女優を卒業し、タレントへと転身した夏目ナナが、各界の“巨匠”に芸能界旅立ちのためのレッスンを受ける対談コーナーである。
【今月の講師】アントニオ猪木
前編はこちら
猪木 プロレスは客のため。政治は国民のため。政権政党が国民の想いをくみ取れなくなると、7月の参院選の自民党みたいな結果になる。
夏目 猪木さんは、もう一度、国会議員になるつもりはないんですか?
猪木 俺、本当のことしか言わないから風当たりが強くて。今さら何億円も使って当選しても、意味がない。
夏目 政治と金の問題がクローズアップされていますよね。
猪木 生き金と死に金の区別をはっきりしないと。せこい横領や裏金は許せないけど、大きい仕事をやろうと思ったら、金がかかるんだって。90年12月、俺が湾岸戦争直前にイラク在留邦人の人質解放をやったときなんて、国が費用を出さないから、佐川急便がスポンサーになってくれたんだ。後々、その金が元で大スキャンダルに巻き込まれてさ。何も行動しないサラリーマン議員の歳費のほうが、よっぽど死に金だろっての。
夏目 安倍総理はしんどそうですよね。すでに死に体みたいな。
猪木 うまい(笑)。個人的には嫌いではないし、お父さんにもお世話になったけど、いきなり「美しい日本」じゃ、ピンとこないよ。そりゃ花も美しいし、あなたも美しいけど。
夏目 はい、そうですね。
猪木 素直だ(笑)。安倍さんは、戦後生まれ初の総理大臣として「本当の日本」を訴えればよかったと思う。日本はアメリカの言いなりになってるわけじゃなくて、「約束」なんですよと。敗戦国として前の世代が結んだ裏の契約を、今さら反故にはできないんですと。ある程度ぶっちゃけ、開けっ広げになれば、国民に受け入れられたはずだよ。
夏目 猪木さんは、安倍総理の生命線ともいえる拉致問題の北朝鮮にも、太いパイプを持っていますよね。
猪木 北朝鮮の肩を持つつもりはないけど、「外交に勝利なし」と言うように、友好を築かないと何も解決しないんですよ。拉致と外交を天秤にかけるのは、どうなのかな?
夏目 ビデオで観たんですけど、リック・フレアーと闘った95年の平壌大会には、19万人も集まったとか。
猪木 あれは、俺の個人的な動機も強かった。師匠の力道山が、南北分断前の北朝鮮から連れてこられたこと。その娘が北にいることを知って。結局死ぬまで故郷の土を踏めなかった師匠の無念、望郷の念を届けたいというね。恩返しの意味も含めて。
夏目 あれ観ると、本当にプロレスって世界の共通言語なんだなって。
猪木 いいこと言うね。俺は世界中を歩いて、あまりにひどい貧富の差を目の当たりにしてきた。十分に豊かな日本人が自分のことで精いっぱいじゃ、恥ずかしいだろ。俺は身を削っても鰹節ってくらい、これからの世界が幸せになれるように行動してるんだよ。
夏目 駄洒落はともかく(笑)、思考回路が地球規模なんですね。もしかして女性関係も地球規模で、世界中に子どもがいるとか?
猪木 ないない。誓って。
夏目 プロレスのスタミナやテクニックって、セックスにも通じるような気が。すごいんですか?
猪木 そりゃあ俺も若い頃は……。
夏目 というわけで、次号ではエッチな話もたっぷり。お楽しみにー。
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【前編はこちら】 AV引退の夏目ナナにアントニオ猪木が喝っ!!(前編)
夏目ナナ(なつめ・なな)
1980年、大阪府生まれ。テレビレポーターなどを経て、04年、AVデビューし、累計出荷数100万本以上という金字塔を打ち立てる。今年8月、「AV女優引退」を宣言し、今後は女優・タレントとして大いに羽ばたく予定。オフィシャルサイト
アントニオ猪木(あんとにお・いのき)
1943年、神奈川県生まれ。元プロレスラーにして、元参議院議員。60年、移住先のブラジルで力道山に見出され、プロレスデビュー。泣く子も黙る活躍で名を馳せた後、98年に引退、以後も世間を騒がせ続けている。「1! 2! 3! ダァ!!」などの“名言”でも有名。
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