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ハロプロが20周年に向けて新体制発表! 「地方アイドルからハロプロ」という最高の成り上がり人生に注目

ハロプロが20周年に向けて新体制発表!「地方アイドルからハロプロ」という最高の成り上がり人生に注目の画像1ハロー!プロジェクト公式サイトより

 来年20周年を迎えるハロー!プロジェクトが6月26日、新体制を発表した。“ももち”こと嗣永桃子が卒業するカントリー・ガールズから3人のメンバーが「移籍・兼任」という形で、別グループに加入。ハロプロ研修生からも3人のデビューが決定した。

 モーニング娘。’17に加入するのはカントリー・ガールズの森戸知沙希(17)。アンジュルムにはカントリー・ガールズの船木結(15)とハロプロ研修生の川村文乃(17)が、Juice=Juiceにはカントリー・ガールズの梁川奈々美(15)とハロプロ研修生の段原瑠々(16)がそれぞれ加入する。ハロプロ研修生の一岡伶奈(18)は、これから結成される新グループのリーダーに就任する。

 今回の新体制について、アイドル業界に詳しい芸能関係者はこう分析する。

「各グループの個性を消すことなく、しっかり補強したというイメージ。研修生からの昇格組は文句なしの実力者だし、カントリー・ガールズからの移籍組は嗣永の教育を受けたアイドルエリート。各グループが面白くなるのは間違いないと思いますよ。ただ、カントリー・ガールズに残った山木梨沙と小関舞の活動がどうなっていくかという点は少々心配ですが」(以下同)

 今回加入が発表された新メンバーたちの中で特に注目されているのが、ハロプロ研修生の川村文乃だという。高知県出身の川村は、高知県のご当地アイドル「はちきんガールズ」の元メンバー。2014年からは東京の拠点を移し活動していたが、16年6月にはちきんガールズを卒業し、同8月にハロプロ研修生に加入した。

「川村はもともとハロプロの大ファンで、はちきん時代にはハロプロのオフィシャルショップで行われたハロプロ好きアイドルが出演するトークイベントにも出演していました。ローカルアイドルとしては知名度も高いほうだったので、研修生に加入した時は、アイドル界隈でかなり話題になりました」

 川村のようにローカルアイドルからハロプロ研修生を経て、ハロプロのメンバーとしてメジャーデビューを果たすパターンは、過去にもいくつかある。宮城県気仙沼市のローカルアイドル「SCKガールズ」のメンバーだったアンジュルムの佐々木莉佳子、静岡県のローカルアイドル「ぷりんせす♪りぼん」としての活動歴があるつばきファクトリーの小野田紗栞、元カントリー・ガールズの稲場愛香は北海道のローカルアイドル「PEACEFUL」のメンバーだった。また、今回モーニング娘。’17に加入した森戸知沙希は、ハロプロ研修生の経験はないが、群馬県のローカルアイドル「CoCoRo学園」出身だ。

「ローカルアイドルからメジャーアイドルに移籍することはよくあるのですが、なかでもハロプロ研修生への移籍は“最高の成り上がり”といわれています。というのも、ハロプロはほかの事務所に比べて、環境が安定しているんです。厳しいながらもプロとしてのレッスンをしっかり受けることができるし、ライブなどに参加できる頻度も高い。ハロプロ研修生としての発表会も年に数回東名阪で行われる。間近で先輩たちのパフォーマンスを見る機会も多く、アイドル修行としては最高の環境です。メジャーデビューしているローカルアイドルの中にも、できることならハロプロ研修生に移籍したいとチャンスをうかがっている女の子も多いですよ」

 とはいえ、誰もがハロプロ研修生に入れるわけではない。

「おそらく全アイドルグループの中で、入りにくい部類ではないでしょうか。モー娘。やアンジュルムのオーディション落選組から選抜されるパターンと定期的に開催されているハロプロ研修生オーディションで合格するパターンがあって、平均すると1年に10人くらいは加入していると思いますね。そこからメジャーデビューするには努力が必要となるんですが、メジャーデビューできれば安定した活動が待っています。さらに言うと、ハロプロを卒業した後でも事務所に残れる可能性が高く、アイドル人生が終わってもそれなりの安定した生活が期待できますね」

 まるで企業の終身雇用制のようなハロプロ。成り上がり人生を求めて、ハロプロの門をたたくローカルアイドルは今後も増えていきそうだ。

最終更新:2018/12/12 15:56
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