沢尻エリカ『ファーストクラス』低迷でも“バーター人事”横行するフジテレビの末期状態
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初回から全話で視聴率1ケタを記録している、沢尻エリカ主演ドラマ『ファーストクラス』(フジテレビ系)。第3話で5.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を記録すると、5日放送の第4話を前に、なりふり構わぬ番宣が繰り広げられた。
「沢尻演じる主人公は、ファッションブランドのデザイナーに上り詰めたものの、社内のゴタゴタの影響で、第3話でブランドを買収した会社の受付嬢に格下げ。ネット限定の第4話予告動画は『沢尻エリカ 受付嬢 始めました。』で始まり、トイレ掃除をするシーンで『私も会社休みたい。(吉成ちなみ 27歳 元デザイナー)』の字幕が。ヒロインの“心の声”が、裏番組である綾瀬はるか主演の『きょうは会社休みます。』(日本テレビ系)を連想させるものになった。視聴率で大きく水をあけられているのを逆手にとったなかなかのアイディアだったが、注目の第4話の視聴率は7.1%。同日17.3%だった綾瀬のドラマに、またも差を付けられた」(テレビ誌記者)
こうした派手な番宣が話題になる裏で、今年4月クールに放送されていた前作から見続けているファンが離れてしまわないかが危惧され始めているというのだ。
「今回の続編は沢尻以下、木村佳乃、余貴美子、シシド・カフカ、倉科カナらが演じる11人のくせ者キャラの“悪女イレブン”が売りだった。ところが、第4話には新たな悪女として知念里奈と山谷花純が登場。どちらも初登場にもかかわらず、かなりクローズアップされていたが、知念は主題歌を歌う安室奈美恵、山谷は沢尻をマネジメントするエイベックスのプロダクション部門に所属と、露骨なバーター人事。前作のファンからは、板谷由夏、菜々緒、田畑智子、佐々木希ら前作に登場した悪女たちの出番を増やしてほしいという声が上がっているだけに、いくら“大人の事情”とはいえ、せっかくの固定ファンがしらけそうな残念なキャスティングとなってしまった」(フジ関係者)
いろんな“大人の事情”も大切に違いないが、視聴率が低迷する原因をもっと分析したほうがよさそうだ。
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