NHKが『イッテQ!』のやらせ問題を非難!? 定例会見の発言に「おまえが言うな」とツッコミ続出
#NHK #世界の果てまでイッテQ!
11月21日に行われたNHKの定例会見で、木田幸紀放送総局長が『世界の果てまでイッテQ!』(日本テレビ系)の“やらせ問題”について言及。やらせに否定的な立場を取っていたものの、世間からは「NHKが言えることなの?」とのツッコミが続出している。
問題になっているのは『世界の果てまでイッテQ!』の“祭り企画”に浮上したやらせ疑惑。同企画では世界中の祭りに宮川大輔が参加するのだが、ラオスの「橋祭り」について「週刊文春」(文藝春秋)が“作られた祭り”だったと指摘した。他にも様々な祭りに“でっち上げ疑惑”が浮上し、番組が冒頭で謝罪をする事態まで発展。日本テレビは、同企画の休止を発表している。
こうした一連の騒動を受けて、定例会見では“やらせと演出の境界線”について質問が。これに木田放送総局長は「他局の番組についてはコメントしない」としたうえで、「例えば人間が空を飛ぶとか、完全に違う世界のものとしてわざと作っているものと分かっているものは誇張した方法も取る」「しかし紛らわしいものについては、過度な演出に走らないように気をつけている」と返答。また「NHKでは(実在しないものが)実在しているかのような表現は現に謹んでいる」とも語っていた。
「その他木田放送総局長は、“祭り”の協力者に謝礼が支払われていた件についても『ありえない』とバッサリ。“やらせ”についてかなり厳しい態度をとっています。しかしネット上では、『NHKの方がイッテQなんかよりもっとヤバいことやってるような……』『完全に自分たちのことを棚上げにしてる』『“他局の番組についてコメントしない”って言ってるけど、本当にコメントしなければ良かったのに』といった厳しい声が。確かに過去の事例を振り返ると、このようなツッコミがされてしまうのも頷けます」(芸能ライター)
最近では11月19日放送の報道番組『NHKニュース7』が物議を醸している。この日の放送では日産自動車の代表取締役会長であるカルロス・ゴーンの逮捕を伝え、「日産自動車の社員」にインタビュー。しかし翌日の放送では、日産自動車の社員ではなく「別の会社に勤めている方」だと訂正された。
「NHKでは過去にも様々な番組で“やらかし”をしています。例えば同曲は『ゴーストライター問題』で世間を騒がせた佐村河内守を、ドキュメンタリー番組で本人が作曲を行っているかのような内容で特集。視聴者から厳しい意見が寄せられ、『おはよう日本』などの番組で謝罪。さらにこの件に関する『調査報告書』をまとめ、公開していました」(同)
意図的な“誇張”はなくても、間違った情報を伝えてしまうケースは数多く存在する。これはNHKや日本テレビに限らず、業界全体の課題なのかもしれない。
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