トップページへ
日刊サイゾー|エンタメ・お笑い・ドラマ・社会の最新ニュース
  • facebook
  • x
  • feed
日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > つぶやきシロー、まったくウケず

バナナマン日村も大ショック! つぶやきシローの「90年代あるある」がJKにまったく通じず……

ホリプロ公式サイトより

 8月8日にAbemaTVで放送された『日村がゆく!』が、つぶやきシローを招き、「10代に響く『あるあるネタ』を開拓!!」という画期的な企画を決行した。

 正直、このタイトルは企画内容を明確に説明し切っていない。“あるあるの元祖”のつぶやきを招き、彼の全盛だった90年代のあるあるが今の高校生にも通用するか? を検証するのが最大の見どころで、笑いどころだったから。

 結果、90年代あるあるは惨敗だった。

 別室に集められた高校生6人に、ラジオ番組というテイでつぶやきと日村がまず放ったのは、以下のあるあるだ。

「とんがりコーンを食べる時、指にはめて食べちゃうよね」

 ド定番あるあるだと筆者は信じて疑わなかったが、高校生たちは失笑しながら「本当、やんない!」と冷たいリアクションである。挽回すべく、日村は「“魔女だ”って言ったりしてね」とかぶせに行くのだが、女子高生は「言ってない!」とピシャリ。いきなり、世代間のギャップがあらわになった。

 だが、あるあるの草分けとして負けてられない。つぶやきは、こんなあるあるも披露した。

「あの~、家帰って予約録画したぁドラマを見ようとしたら、あの、野球中継が伸びちゃって、ドラマ半分しか入んなくて、ね? 見られない時あるね?」

 これは悪手だ。今は中継が延長してもプレイヤーのほうが自動で対応してくれるだろうし、そもそも野球中継で後ろの番組の放送時間がずれること自体がレア。今の高校生に伝わりづらいはずだ。……と思いきや、問題はそこではなかった。若者からの主なクレームは「しゃべり方だよ」「日本語! 日本語!」というもの。かつて、一世を風靡したつぶやきの話法そのものに拒否反応が出てしまった……。

 だが、やっぱりめげない。つぶやきは、別のあるあるを放つ。

「学校の先生を“お母さん”って呼んじゃう時あるよね」

 これに対し、女子高生らは「ない! そんなのない!」。どうやら、まったく共感してもらえないようだ。共感できないなら、「あるある」と呼ぶこと自体が罪である。

 しかも、女子高生の1人はこんなことまで口走っている。

「(笑いの)ツボが違う!」

 あるあるで名を馳せたつぶやきの存在意義そのものが全否定された思いだ。

123
ページ上部へ戻る

配給映画