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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > 山口達也が“強制わいせつ”に至った闇

TOKIO・山口達也“強制わいせつ”に至った闇と「ジャニーズ弱体化」の現状

TOKIO・山口達也

 TOKIOの山口達也が強制わいせつ罪で書類送検されたことが明らかになり、芸能界に激震が走っている。各テレビ局は、山口が出演する番組の放送を見合わせ、山口と被害者の女子高生が知り合うキッカケとなった、NHK Eテレの『Rの法則』は番組サイトごと削除され、番組打ち切りもささやかれている。26日に行われた記者会見で、山口の無期限謹慎も発表されたが、ジャニーズの人気アイドルが起こしたわいせつ事件だけに、その余波は当分収まりそうもない。

「強制わいせつ罪というと衝撃的ですが、何よりマズかったのは、相手が16歳の女子高生だったこと。飲酒も勧めていたといいますからね。それに、財務省の事務次官だった福田淳一氏がテレビ朝日の女性記者へのセクハラ発言疑惑という週刊誌報道だけで辞任に追い込まれたことを考えれば、より罪が重いとも言える山口に芸能界復帰の道がそう簡単に開けるとは思えません。未成年者へのレイプ騒動を起こした極楽とんぼの山本圭壱にしたって、復帰までに10年かかっていますしね」(芸能記者)

 そして、今回の一件で浮き彫りになったのは、芸能界と山口が抱える“闇”である。前述したように、山口と被害者の女子高生との接点となったのは山口が司会を務め、10代のタレントたちが多く出演する『Rの法則』。番組を仕切る大物芸能人は権力にモノを言わせて、力のない女性出演者に肉体関係を迫っていたという事実だ。ハリウッドでも問題になっているパワハラであり、セクハラである。

「一部報道によると、同番組は女性タレントを抱える芸能事務所にとっては、いわく付きの“要注意番組”だったそうです。同番組にはジャニーズJr.も出演していますが、彼らも出演する女のコたちに手を出していて、それを主導したのが山口だったと言われています」(同)

 さらに、山口がアルコール絡みで病院に通っていたことも明らかになってしまった。

「同じTOKIOのメンバーの国分太一も、自身が司会を務める『ビビット』(TBS系)で、山口がアルコールの問題で通院していたことを認めていましたね。恐らく依存性なのではないでしょうか。山口は一昨年、離婚していますが、別れた原因に深刻なアルコールの問題があったと見るのが妥当です」(同)

 今回の一件で、ジャニーズ事務所の弱体化を指摘する声もある。山口の強制わいせつはNHKの第一報で明らかになったのだが、これは従来では考えられなかったことだという。

「被害者からの告発でもなく、週刊誌のスクープだったわけでもない。ましてや2月に起きた事件だし、和解も成立しています。かつてのジャニーズだったら表に出ることなく、揉み消していたでしょう。それがこうした形で表沙汰になってしまうところに、ジャニーズの弱体化が見て取れます。元SMAPの稲垣吾郎が道交法違反で逮捕された際に各テレビ局が使った“メンバー”なる呼称は、今回も生きており、相変わらずのテレビ局によるジャニーズへの 忖度がうかがえますが、それでも今回は各局とも“書類送検”と明言しています。以前は、少しでも事件性の印象を薄めるために、“書類を送付した”などという摩訶不思議な表現をしていましたからね。先日の渋谷すばるの関ジャニ∞脱退とジャニーズ事務所退所発表もそうですが、やはりSMAPの解散騒動以来、ジャニーズの力は確実に弱まっていますよ」(同)

 盤石を誇ってきた“ジャニーズ帝国”も、いよいよ崩壊の時を迎えようとしているのか?

最終更新:2018/04/28 08:00
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