明石家さんまに逆風? 令和になって「嫌いな芸人1位」に躍り出た”お笑いモンスター”の限界点
#明石家さんま
明石家さんまに逆風が吹き始めている。
先頃、「日経エンタテインメント!」(日経BP社)8月号で発表された、令和初の「好きな芸人・嫌いな芸人2019」で、さんまが初めて「嫌いな芸人」で1位にランキングされてしまったのだ。また、時を同じくして「東洋経済オンライン」(東洋経済新報社)でも、さんまの限界説が論じられている。希代の“お笑いモンスター”に、何が起きているのか?
「嫌われるのは認知度が高いことの裏返しでもあるので、必ずしも悪いことではありません。人気者ほど好かれる一方で、嫌われもするものです。ただ、さんまの場合、昨年の好きな芸人ランキングで、調査開始以来保ってきた不動の首位から陥落して、サンドウィッチマンに取って代わられましたからね。人気に陰りが見え始めているのは否めません」(芸能ライター)
「日経エンタ」の記事の中で、さんまを嫌いな理由の一つに挙げられていたのが、「なんでも自分の話にしてしまい、MCとして機能していない」。とりわけ、その傾向が顕著なのが、サッカー番組のMC。さんまは芸能界でも大のサッカー通で知られ、昨年開催されたロシアW杯でも日本テレビ系のスペシャルキャスターに就任するなど、過去にも多くのサッカー番組に関わってきた。しかし、視聴者からの評判は芳しくない。
「さんまのサッカー解説は自分の話しかしないし、なんでも笑いに結びつけようとするので、選手へのリスペクトが足りないと、サッカーファンからは大不評なんです。そんな悪評を決定づけたのがサッカー界の至宝、リオネル・メッシ(FCバルセロナ)へのインタビュー。2011年に開催された『トヨタ・クラブワールドカップ』でバルセロナが優勝し、さんまはメッシに『老後はどうしはるんですか?』と場違いな質問して、彼を不機嫌にさせていました。これには、サッカーファンから批判が殺到したものです」(同)
また、さんまの若い女性への執着も、多くの人々に嫌悪感を抱かせている。お気に入りだった女優の剛力彩芽とZOZO社長の前澤友作氏との熱愛が取り沙汰された際も、さんまは次なる“恋人候補”として女優の浜辺美波、新川優愛、新木優子の名を挙げたことがある。
「ラジオの公開収録の場だったのでリップサービスもあったのでしょうが、(さんまは)60代半ばであるにもかかわらず、10代後半~20代前半の女性に色目を使う気持ち悪さがありますよね。また、『カトパン(加藤綾子)を抱きたい』などとセクハラまがいの発言をしたり、事あるごとに彼女への執着を見せたりする点も嫌悪の対象になっています」(同)
カトパンを狙うオジサンとして、志村けんの名前もよく挙がる。結婚前提の交際と引き換えに、志村が加藤へプレゼントに5億円と年間5,000万円の妻としての手当てを提示した、などと報じられたこともある。だが、志村へのバッシングは少ない。
「それは、志村が70近い自身の年齢をわきまえた振る舞いをしているからです。カネの力でカトパンのハートを射止めようとするのはみっともいいことではありませんが、それでも年老いた自分に男性的な魅力はないと自覚していることが窺えます。一方、さんまは60を過ぎているのに、自意識は30~40代のままです。カトパンへの振る舞いもそうだし、関心を抱くのは若い女性ばかりなのもそう。そんな年甲斐のところが気持ち悪いんです。いい加減、自分は女性の恋愛対象にならない老人であることに気づくべきです」(同)
さんまは以前、「60歳で引退したい」とほのめかしたことがあるが、老害となりかねない現状からすると、いよいよそのときが迫っているのかもしれない。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事