弘中綾香が2位にランクイン! 「女子アナランキング」に見る“キャラ立ち”需要
#アナウンサー #女子アナ #弘中綾香
今年も、ORICON NEWSによる年末の恒例企画「好きな女性アナウンサーランキング」が発表された。昨年まで5年連続の1位の水卜麻美アナ(日本テレビ)が殿堂入りして不在となった今回、“新女王”に輝いたのは、NHKからフリーに転身した有働由美子アナだった。
「NHK時代の『スタジオパークからこんにちは』や『あさイチ』の好評を受けて、昨年2位からのランクアップ。しかし、10月からフリーとしてメインキャスターを務める『news zero』(日テレ系)は、視聴率が低迷。加えて、ジャーナリスティックな感覚に欠けるなど、有働アナ自身も能力不足を露呈しています。このまま何のテコ入れもされないようだと、来年は大幅にランクを落とす可能性も」(芸能ライター)
2~10位は、順に弘中綾香(テレビ朝日・初)、加藤綾子(フリー・昨年4位)、川田裕美(フリー・初)、徳島えりか(日テレ・初)、大江麻理子(テレビ東京・同5位)、大下容子(テレ朝・同3位)、井上あさひ(NHK・同8位)、宇垣美里(TBS・初)、田中みな実(フリー・同6位)。注目すべきは初ランクインした弘中、川田、徳島、宇垣の各アナだ。
「4人に共通しているのは、いずれも一癖も二癖もあるキャラの持ち主だということ。2位の弘中アナは『ミュージックステーション』時代は清楚なキャラでしたが、オードリー・若林正恭のアシスタントとして出演するバラエティ『激レアさんを連れてきた。』では、可憐なルックスに似合わない毒舌ぶりを発揮。これまでの女子アナになかったキャラで、10・20・40代の支持を集めました」(同)
4位の川田アナは、読売テレビ時代に『情報ライブ ミヤネ屋』などで培った高いアナウンス能力や仕切りのうまさに定評がある。実力派として、フリーになってからもオファーが絶えない。
「いまどきのフリーとしては、いかにも正統派の女子アナ然としていますが、『アメトーーク!』(テレ朝系)で下手すぎるスキップを見せるなど、運動音痴ぶりを披露。有能な半面、親しみやすいキャラが受けています」(同)
5位の徳島アナは、9月までアシスタントを務めていた『行列のできる法律相談所』などへの出演で、認知度が大幅にアップ。
「安定したアナウンス技術とクールビューティーなルックスとは裏腹に、番組中に鼻をほじったり、あくびをしたりするなど、やる気のない態度を『行列~』MCの東野幸治に暴露されたりしています。またマンガ好きで、AKB48のファンクラブに入っているなど、オタクな一面もあり、意外性のあるキャラで票を伸ばしました」(同)
9位の宇垣アナは「週刊ヤングジャンプ」(集英社)の表紙を飾るなど、可愛らしいルックスで、もともと男性人気が高かった。
「当初はブリっ子キャラで、そのあざとさに同性を中心にアンチが多かったのですが、最近は『サンデー・ジャポン』で見せる“闇キャラ”で人気。雑誌『クイック・ジャパン』(太田出版)でコラムの連載も持っていて、マイメロになったつもりでいれば、世の中の大抵の理不尽はやり過ごせるとつづった、独自の“マイメロ論”に共感が集まりました。先日は『サンジャポ』で、後輩の山本里菜アナに人気女子アナランキングに入るための秘訣を問われたところ、『才能』と即答。キレのいい回答で、出演者らの笑いを誘っていました。この路線を続ければ、来年はさらにランクアップしそうです」(同)
このほか目立った動きとしては、民放キー局の中では、フジテレビだけが自局の女子アナをベスト10に送り込めなかった。“低迷フジ”を象徴する現象だろう。
いずれにせよ、今日びの女子アナはビジュアルだけでなく、キャラ立ちしていないと支持を得られない――といえそうだ。
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