Vカツ外部連携が発表された!「バーチャル売春婦」で食べていくまであと一歩……なのか?
#YouTuber #VTuber
手軽にバーチャルYouTuberになれるアプリが次々とリリースされている。スマホで手軽にキャラエディットできるアプリも「カスタムキャスト」を皮切りに「Vカツ」もリリースされ大盛況だ。さらに「Vカツ」は、外部連携の仕組みとなる「Vカツコネクト」を発表し年末にもリリースするとしている。
誰もがバーチャルYouTuberになれる時代が始まったわけだが、理想の要素を詰め込んだアバターを作成している人たちが考えているのは、バーチャルYouTuberになって配信することばかりではない。もっと、手軽に自分の分身であるアバターを使って遊ぶことができる環境についてである。
早い話が、もっとも求められているのは、アプリで作成したアバターで自由に交流できる環境。すなわち、一部の人々が「VRChat」や「カスタムオーダーメイド3D2」でやっている楽しそうなことを、もっと手軽にできる環境だ。
現状、これらの世界で存分に楽しもうとしたら、けっこうな初期投資が必要である。先日も、かつて「Second Life」で交流していた人に「カスタムオーダーメイド3D2」を、大いに勧められた。「投資に見合った分だけの楽しみが必ずある」というようなことを言われて、それは納得。ただ、まだ「カスタムオーダーメイド3D2」がサクサク動くようなパソコンをポチッと購入してしまう勇気はわかない。
おそらく、多くの人が同じような気分を味わっているだろう。ただ、現状のアバターを作成できる手軽なアプリの登場を見るにつけ、参入障壁は確実に下がっている。
この先に確実にあるのは、アバター同士での交流が当たり前になった世界。そして、アバター同士でセックスして楽しむのが、当たり前に存在する世界である。アバター同士で、交流できるようになれば、そんな世界が登場するのは当然である。おそらくは、いくらかの混乱期を経て、18禁とか非18禁のすみ分けなどもできていくことになるだろう。
現実とは別に、バーチャルな空間で自分の分身たるアバターを通して暮らす。それが、一般化し、アバター同士のセックスも当たり前になる世界。そこで確実に登場するのは、アバターによる売春であろう。人が興奮するようなキャラエディット。動き、言葉などを駆使すれば、それは可能だ。それに、アバターそのものが、欲情の対象だと学習するのはすぐである。かくゆう筆者も、ここ一週間くらい「Vカツ」で必死にアバターを作成していたのだが、なんだか次第に興奮度が高まるという新たな思考回路が開いている。
そうだ、見ている自分と見られている自分とが一体化し、その快感が脳に流れ込んできているのである。世間の人々も、次第に自分のアバターとの一体感を感じているはず。これで、セックスもできるようになったら、いったい世界はどんなになってしまうんだろうか。
平成最後の年。世界は確実に、変わっている。
(文=昼間たかし)
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