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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 日曜19時戦争激化であの大物がピンチ

元TOKIO・山口達也の“騒動”余波は続く……「日曜19時戦争」激化で、切られるのはあの大物?

フジテレビ系『ジャンクSPORTS』番組公式サイトより

 毎週発表される視聴率ランキングで、ここ数年、異常な強さを誇ってきたのが、日本テレビの日曜夕方~夜のラインナップだ。『笑点』→『バンキシャ!』→『ザ!鉄腕!DASH!!』→『世界の果てまでイッテQ!』→『行列のできる法律相談所』→『おしゃれイズム』の各番組がランキング上位にごっそりランクインすることもあり、同局の視聴率3冠王に大きく貢献してきたが、ここにきて微妙な地殻変動が発生。とりわけ19時台の視聴率戦争が激化している。テレビ情報誌のライターが語る。

「これまでは日曜19時は日テレの圧勝でしたが、今年春に起きたTOKIOの山口達也の騒動以来、『鉄腕ダッシュ』が低調傾向にあり、2~3ポイント数字が落ちています。それを狙って各局が激しく数字の争奪戦を繰り広げています。『アメトーク!』が終了したテレ朝は、昨年10月に特番で放送され、『鉄腕ダッシュ』と並ぶ15.5%(ビデオリサーチ調べ。関東地区)を取った『ポツンと一軒家』を19時台に持ってくると思われましたが、結果的に『ポツンと』は20時台。19時台には、2016年に終了した『ナニコレ珍百景』を復活させました。19時台から20時台まで、ファミリー向けの似たようなテイストの番組を並べ、チャンネルを変えさせない作戦でしょう。番組スタートと同時に、数字が取れる動物ネタを持ってきて、スタートダッシュを図っています。TBSは長年、日曜19時が“死に枠”でしたが、特番が好評でレギュラーになった『坂上&指原のつぶれない店』が20時台から19時台に繰り上がりました。人気者2人を司会に据え、ゲストも石原良純や長嶋一茂など、今が旬な人が顔をそろえています。内容は、芸能人の別荘探しに密着したり、好調な企業のトップを呼んだりと、他局で見たようなものばかりですが、8~9%と健闘しています」(テレビ情報誌ライター)

 大差をつけてトップを走っていた日テレだが、“山口騒動”の余波で、ややスローダウン。テレ朝やTBSにとっては、ようやく日テレの背中が遠くに見えてきた状態だが、“第2集団”からも取り残されたのがフジテレビだ。

「フジの『ジャンクSPORTS』は数字が振るわず、打ち切りのウワサも出ています。こちらもテレ朝の『ナニコレ』と同様、いったん終わった番組を復活させたものですが、レギュラー復活後、視聴率が2ケタに届いたことはほとんどなく、テレビ東京が、『池の水ぜんぶ抜く』や『にっぽんの歌』といったスペシャル番組を放送した週には、時間帯最下位になったこともあります。レギュラー放送が約10年以上続き、スペシャル番組で何回も復活してきたコンテンツですから、今後飛躍的に数字が改善する見込みはないでしょう。『ジャンク』が復活する際にMCを務めるダウンタウン・浜田雅功は、裏番組が強いことを理由に、出演をかなり渋ったといわれています。番組復活の会見でも『数字取れるんですかね』と、弱気のコメントを残しましたが、彼の悪い予感は当たってしまいました。ダウンタウンは金曜22時台の『ダウンタウンなう』(フジテレビ系)も、6~7%前後と厳しい数字になっており、こちらも打ち切り候補ですが、局としては、さすがに番組2つをいっぺんには切りにくい。『ジャンク』は、いざとなれば特番でやればいいのですから、切るならまずはこちらでしょう」

 浜田がリストラの悲哀を味わう日がやって来るのも、そう遠くではなさそうだ。

最終更新:2018/11/02 10:00
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