キンプリ平野紫耀「ジャニーズを辞めて自衛隊に入るつもりだった」と衝撃告白
現在、“天然キャラ”や“王道のアイドル”として脚光を浴びているKing & Prince(以下、キンプリ)の平野紫耀(21)。その人気はすさまじく、ドラマ・映画の主演はもちろん、持ち前の“天然”を活かし単独でバラエティ番組に出演することも珍しくない。
まったくもって順風満帆にみえる平野紫耀だが、アイドルとしての仕事には悩みもあるようだ。
「アーティストに密着してエンターテイメントのバックステージを描く」をテーマにした番組『RIDE ON TIME』(フジテレビ系)では、現在4週間わたりキンプリのメンバーに密着した様子を放送している。
第一回目の放送(10月5日)では、メンバーのキャラクター紹介や、デビューという重圧と向き合う姿を放送したが、その中でも特に、平野紫耀の本音が吐露される場面が多かった。
平野紫耀が漏らした本音「うさ耳カチューシャはしんどい」
平野が初主演を務めたドラマ『花のち晴れ』(TBS系)の撮影最終日では、大きな花束をスタッフから受け取った平野は「俳優さん、女優さんに囲まれてめちゃくちゃ不安だった」「僕でよかったのかという不安があった」と、“主演”の責任と戦った過去を振り返り涙していた。
平野の涙で現場はしんみりとした空気になったが、彼の「花ってどこに入れたらいいの?冷蔵庫?」というお馴染みの天然発言で、一気に爆笑の渦に。最近彼には“ビジネス天然疑惑”が浮上しているが、この映像を見る限り天然を偽っているとは思えないほど自然な振る舞いだ。
また、“王道のアイドル”と称される平野だが、自分はアイドルに向いていないと感じているようで、「歌って踊ったりするのは楽しくて好きだけど、アイドルってそれだけじゃだめ。胸キュンな台詞言ったりするのはめっちゃ苦手」「いつもおっさんの歩き方です」「自分は男らしい人に憧れている」と語っていた。
さらにアイドル誌の撮影でウサギの耳がついたカチューシャをつけることになった平野は、「いつになるまでこういうことするの?」と笑いながらスタッフに質問。スタッフから「35歳まで!」という回答がくると、平野は「しんどっ」と、思わず本音を漏らしてしまう。自分が想像する理想のアイドル像と、本来の自分の姿が乖離していることに、葛藤しているようだ。
この放送を観た平野のファンからは、「紫耀くんはありのままでいいよ」という声も多く、この声が平野本人に届くことを願っている。
「ジャニーズを辞めて自衛隊に入るつもりだった」と衝撃の告白
そして何より印象的だった発言は、「去年は事務所を辞めて自衛隊に入りたいと思っていた」という告白だ。
番組スタッフから「この仕事じゃなければどんな仕事につきたかった?」という質問を受けると、平野は「いっぱいありますよ。ダンスの先生、保育士、自衛隊」「人を守ることが好き」と回答。同番組の中で、「自分は母子家庭で育って、ずっと仕事を頑張ってきたのは親のためが強い」という趣旨の発言をしており、アイドルという仕事を選択したのは、母親を支えるためという理由も大きかったのだろう。
また、「去年は仕事を辞めて自衛隊に行くつもりだった」ことも告白。しかし、「すごい素敵な言葉で止めてくださったんで。事務所の人も。僕は被災地とか行って助けたかったんですけど、その人に言われたのは『身体的な面で助けてあげることはできないけど、テレビを見たり雑誌を見たりコンサートで見たりして、“また明日から頑張ろう”って精神面で助けてあげることはできるんだよ』と説得され、今はアイドルとして“人を守ること”を決意したようだ。
普段のテレビでは、“天然キャラ”やキラキラとした“王道アイドル”として映ることが多い平野紫耀。実際に天然であることは間違いないようだが、彼の根底には、アイドルという仕事に対しての葛藤、そして、「母親のために仕事を頑張る」「誰かを守りたい」という強い信念があるようだ。
(栞こ)
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