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織田裕二の月9『SUITS』好調発進も……関係者の胃が痛い「2回目で爆下げ」の恐怖

フジテレビ系『SUITS/スーツ』公式Twitter(@drama_suits)より

 織田裕二と鈴木保奈美が共演するフジテレビの月9ドラマ『SUITS』の初回視聴率が14.2%(ビデオリサーチ調べ、関東地区・以下同)だったことが判明。不振が続くフジテレビはほっと一息ついた形だが、関係者からは早くも“爆下げ”を予想する声が相次いでいる。

『SUITS』は、アメリカで大ヒットした同作のドラマの第1シーズンが原作となった作品。大手弁護士事務所が舞台となっており、織田裕二は大手弁護士事務所の敏腕弁護士、鈴木保奈美は織田の上司で、事務所の代表という役どころだ。テレビ情報誌記者が語る。

「今作の最大の目玉は、フジテレビの伝説的大ヒットドラマ『東京ラブストーリー』で共演した織田裕二と鈴木保奈美の共演が27年ぶりに実現したことです。フジテレビの力の入れようは並大抵でなく、放送前には『東京ラブストーリー』を14年ぶりに再放送し、かなりの話題となりました」(テレビ情報誌記者)

 その甲斐あってか『SUITS』は、まずまずの好発進となったが、テレビ関係者は冷静な目で1話の好視聴率をこう読み解く。

「初回放送は3連休の最終日で、在宅率が普段より高く、黙っていても普段より視聴率は伸びる条件でした。織田裕二と鈴木保奈美が27年ぶりに共演するということで、ある種の“怖いもの見たさ”で第1話を見た層もかなりいるでしょう。また、原作がアメリカの大ヒットドラマなので、原作のファンが相当数いるでしょうが、こういったファンがリメイクを見る時の目は概して辛口です。実際、初回放送後のネットの声を見ると、日本版の低予算ぶりを嘆く声が散見されます。これらを総合すると、2回目以降で特に数字が上がる要素は見当たりません。ドラマの第1話が話題性で好視聴率になっても、2話でガクッと下がるのはよくあることです。昨年4月放送の相葉雅紀主演の月9ドラマ『貴族探偵』は、第1話で11.8%だった視聴率が第2話で8.3%と、一気に3.5ポイントもダウンしましたし、木村拓哉主演の月9ドラマ『HERO』(2014年)は、1話から2話で7.5ポイントも下がりました。『SUITS』は大物2人をブッキングした勝負作だけに大コケすればダメージは大きく、関係者は2桁をキープできるのかどうか、胃が痛い日が続くことになるでしょう」(テレビ関係者)

『東ラブ』はドラマ史上伝説の名作だが、その顔に泥を塗るようなことになってしまうのだろうか……。

最終更新:2018/10/14 08:00
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