「オスカー」と「新しい地図」の会見は“記者大喜び”!? テレビ局が出さないお土産を自前で……
#ドラマ #テレビ朝日 #オスカー #米倉涼子 #新しい地図
東京・六本木のテレビ朝日本社で10月2日、ドラマ『リーガルV~元弁護士・小鳥遊翔子~』の制作発表会見が行われた。会見では、主演の米倉涼子のほか、共演者の向井理、林遣都、勝村政信、菜々緒、荒川良々、安達祐実、三浦翔平、内藤理沙、宮本茉由、小日向英世、高橋英樹が登場。さらにはスペシャルゲストとして女子レスリングの吉田沙保里選手も登壇するなど、豪華な記者会見となった。
「『ドクターX』シリーズで高視聴率を叩き出している米倉の新ドラマということで、テレビ朝日もかなり気合が入っている。映画の舞台挨拶ならまだしも、ドラマの記者会見でこれだけたくさんのタレントを集めるというのも珍しいです」(取材をした週刊誌記者)
さらに今回の記者会見では、ちょっとしたお土産が出たという。
「取材に来た記者たちに、のし袋に包まれたぬれ煎餅が配られました。実はオスカープロモーションのタレントが出演する記者会見では、お菓子のお土産が恒例になっています」(同)
ぬれ煎餅とはささやかなお土産だが、こういった気配りが、意外に高ポイントなのだという。
「テレビ業界の景気が良かったころは、新番組の記者会見なんかの時には、局がいろんなお土産を用意していたものです。それこそ“お車代”という名目で、5,000円とか1万円が包まれていたこともあった。でも、ここ最近はテレビ局もお金がなくて、会見に来た記者にお土産を配るなんてことはまずありません。そんな中、オスカー所属のタレントが会見に出た時は、事務所がお土産を用意してくれるんですよ。意外と高価でオシャレなお菓子をもらえることもあって、記者たちは喜んでいます。そのおかげもあってか、オスカータレントが出る会見は記者の集まりも良いですね」(ベテラン芸能記者)
本来であれば、番組を宣伝してくれるマスコミに、テレビ局側が媚を売らなければならないはずなのに、芸能事務所であるオスカーのほうが記者たちをもてなしているということなのだ。
「オスカーだけでなく、『新しい地図』の3人が登場する記者会見でも、事務所側がお土産を用意してくれることが多い。そのあたりは、さすがの飯島さんです」(同)
「飯島さん」とは、ご存じ、元SMAPの3人が所属する株式会社カレンを立ち上げた飯島三智氏のこと。ジャニーズ事務所時代には、SMAPのチーフマネジャーとして、メディアに対し大きな影響力をもっていた人物だ。
「ジャニーズ事務所に対する忖度として、元SMAPの3人は取り上げられづらい状況にあるといわれていますが、それでも飯島さんがそれなりにメディアをもてなしてくれるし、なんだかんだ干されることなく活動を続けている。ちょっとしたお菓子を配るだけでも、マスコミの対応は間違いなく変わります」(同)
簡単なお菓子を配るだけでマスコミが味方になるというのは、なかなか貧乏くさい話に聞こえるが、“来てくれて当たり前”という態度よりは、気持ちが“形”として表されると、やはりうれしいもの。しかも、そんなお菓子ですらテレビ局側は配ろうとしないというのだから、テレビ界の景気の悪さは、どうしようもないところまで来ているのかもしれない。
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