乃木坂46・井上小百合の「障害児の妹」告白──積極的なボランティア活動の裏に……
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アイドルグループ、乃木坂46の井上小百合が障害を持つ妹の存在を明かし、ファンの間で驚きの声が上がっている。
井上がそんな家族事情を明かしたのは、8月25日放送の『東京2020パラリンピック大図鑑』(NHK総合)に出演した際のこと。番組の企画で、車いすラグビー世界選手権で初優勝した日本チームに密着した彼女は、チームの活躍に感動のあまり号泣しながら、障害を持つ妹がイジメに遭い、転校せざるを得なかったなど、これまで背負ってきた辛い過去への思いを吐露した。
「井上は3人の兄たちに囲まれて育ったため、いかにもアイドルらしいビジュアルとは裏腹に、実際は男っぽい性格などと冠番組で明かしたりしていますが、これまで妹についてはあまり言及してきませんでした。ただ、ファンの間では、彼女が以前からボランティア活動に積極的に携わっていたことは知られており、今回の放送でその理由がようやく明らかになりました」(アイドル誌ライター)
井上がボランティア活動に携わるようになったのは、中学生の頃からだという。11年の東日本大震災のときも現地へ赴いた。高校入学後は福祉系の大学に進むか、芸能界に進むか迷ったが、乃木坂のオーディションに受かったため芸能界入り。だが、乃木坂加入後も、多忙なアイドル活動の合間を縫って、障害者施設や老人ホームに出向き、ボランティア活動を行っている。
「井上は乃木坂の1期生で、コンスタントに選抜入りしている中堅メンバーですが、いかんせんピンで番組出演の機会が少ないため、知名度はそれほどでもない。しかし、今回の放送でファンのみならず、視聴者の多くの感動を呼び、彼女の知名度も上がったはず。不謹慎な言い方かもしれませんが、障害を持つ妹の存在を公にしたことで今後、2020年に向けて井上がフィーチャーされる機会が増えるでしょう。今をときめく乃木坂メンバーが真摯にボランティア活動に取り組んでいるのは、テレビ的にオイシイですから」(同)
人気アイドルの井上がパラリンピックのPRに積極的に関わるようになれば、障害やボランティアについて、一般の理解や周知の一助となるのは間違いない。
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