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日刊サイゾー トップ > 連載・コラム > 週刊誌スクープ大賞  > 「コンクリ殺人」再犯は少年法の敗北
週刊誌スクープ大賞

「女子高生コンクリ詰め殺人」元少年の殺人未遂“再犯”は「少年法の敗北」か

「週刊新潮」(9/6号、新潮社)

今週の注目記事・第1位
「『女子高生コンクリ詰め殺人』の元少年が『殺人未遂』で逮捕された!」(「週刊新潮」9/6号)

同・第2位
「進次郎9・8決起計画、安倍三選最後の落とし穴」(「週刊文春」9/6号)

同・第3位
「<名門ゴルフ部>がひた隠す賭けゴルフ、恐喝、暴力」(「週刊文春」9/6号)

同・第4位
「花田優一ナゾの美女(板野友美似)と深夜の密会-父親が救急搬送された前日」(「フライデー」9/14号)

同・第5位
「移民排除に猛反発、メラニア夫人が<反トランプ>に」(「週刊文春」9/6号)

同・第6位
「<ウッチャン妻>徳永が小誌に『夫がテレ朝に復帰すれば嬉しい』」(「週刊文春」9/6号)

同・第7位
「小倉優子、エリート歯科医と『子連れ再婚』へ-デート現場をスクープ撮」(「フライデー」9/14号)

同・第8位
「ミスターだけじゃない、王さん、ノムさんも極秘入院していた」(「週刊文春」9/6号)

同・第9位
「がんになる生活習慣」(「週刊ポスト」9/14号)

同・第10位
「寺田倉庫社長の人生」(「週刊現代」9/15号)

同・第11位
「そんなに悪いか『ジャカルタ買春』-バスケ日本代表の未来を潰した朝日新聞」(「週刊新潮」9/6号)

同・第12位
「『安倍総理』の『総裁選オフレコ発言録』-石破茂は裏切者!」(「週刊新潮」9/6号)

同・第13位
「ジャニー喜多川社長が指名『ジャニーズの後継者は滝沢秀明』」(「週刊文春」9/6号)

同・第14位
「有働さんのギャラが……『NEWS ZERO』大リニューアル」(「週刊ポスト」9/14号)

同・第15位
「『玉城デニー』沖縄知事選出馬で『小沢一郎』の苦衷」(「週刊新潮」9/6号)

同・第16位
「『すぐ死ぬんだから』という考え方」(「週刊ポスト」9/14号)

【巻末付録】現代とポストのSEXYグラビアの勝者はどっちだ!

 

 毎度のことだが、私にとって、現代とポストは読むところがない。現代の巻頭特集はまたまたまた「飲み続けてはいけない薬」。よほどほかの企画を思いつかないようだ。

 ポストも触れていないが、朝日新聞が8月21日付で報じていた「デパート婦人服売り場でアダルトグッズ販売 狙いは?」という話は、私は面白いと思うのだが。

 朝日によれば、大丸梅田店の婦人服売り場に8月22日から9月4日まで、性具メーカーのTENGAのアダルトグッズを20種類ほど並べるというのである。

 これがどう受け入れられたのか、失敗だったのか。買いに来た人はどういう人が多かったのか。知りたいことは山ほどある。

 デパートといえば、なんでもあるのが売りだったが、アダルトグッズだけは置いていなかった。

 これからは、デパートでアダルトグッズを買う時代が来るかもしれない。面白いじゃないか。

 こうした情報を扱わない週刊誌など、歌を忘れたカナリアのようなものだ。週刊誌の役割は時代を切り取ることだ。

 10年後、20年後、あの時はどうだったのかを知るためには週刊誌が一番だといわれてきた。

 しかし、今の時代の現代やポストを20年後に見て、何がわかるのだろう。週刊現代編集者OBとしては、首を傾げざるを得ない。

 まずはそんな代表ともいえるポストの巻頭特集。内館牧子(69)の『すぐ死ぬんだから』(講談社)が売れているそうだ。

 多くの年寄りは、60代、70代になると口癖のように「すぐ死ぬんだから」といって、自分の身なりや化粧をおろそかにしがちだが、そうではいけない、実年齢より若く見られるようにしないといけないと内館先生は、おっしゃっているそうである。

 そのことに反対はしないが、内館先生にいわれたくないというのは、私にはある。

 品格のある衰退をしなくてはいけないというが、年寄りもそれぞれの人生があり、生き方がある。

 ほっといておくれ、というのが、この特集を読んだ私の正直な感想である。

 新潮は、玉城デニー衆院議員の沖縄県知事選出馬表明が遅れたのは、党首の小沢一郎が、出馬しろともするなとも決められなかったためだと報じている。

 翁長陣営の中核だった観光大手「かりゆし」グループが自主投票になり、佐喜真淳陣営は、公明党が今回は推薦を決めたため、玉城側の形勢は不利だが、それを一気に跳ね飛ばす力になるのは、9月中旬にファイナルコンサートを沖縄で終える安室奈美恵のひと言である。

「翁長の遺志を継ごう」といえば、有権者は玉城支持へと雪崩を打つ。

 ところで10月から『NEWS ZERO』(日本テレビ系)のMCを務める有働由美子アナのギャラは、ポストによれば、年間4億円だそうだ。

 番組1回あたり150万から200万円にもなる。それほど払うタマかと、私などは思うのだが、そのしわ寄せが「スタッフをお払い箱」という形で表れているそうである。

 出演者で残るのは櫻井翔ぐらいで、空いた穴は極力局アナで埋めるという。

 鳴り物入りでMCになる有働だが、視聴率が上がらなければ、すぐに批判が噴き出る。

 有働は朝の顔で、深夜の顔ではない。セックスや下ネタも、NHKだから騒がれたので、民放では、あの程度ではお色気にもならない。

 私は、彼女がNHKを離れたのは失敗だったと思うのだが。

 文春に、ジャニーズ事務所の後継者は、メリー喜多川の娘の藤島ジュリー景子副社長(52)ではなく、舞台を中心に活動してきた滝沢秀明(36)だという記事がある。

 ジャニー喜多川の社長のお気に入りで、特に、ジャニーが力を入れてきた舞台を任せられることが理由だというのである。

 だが、これを実行に移せば、メリー副社長が黙っていないのではないか。「ジャニーズ事務所、姉弟不和で解散」となりかねない。これは見物であるが、ほとんどの読者には「どうでもいい話」であろう。

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