山田孝之「番宣苦手」発言にネット騒然!「楽しそうにやってたのに?」「ギャラ出るんだから頑張れよ」
#山田孝之
掴めないキャラクターと確かな演技力で老若男女から支持を得ている俳優・山田孝之。そんな彼のある発言が業界で波紋を呼んでいる。
発端となったのは、8月26日に放送された『ボクらの時代』(フジテレビ系)での山田の言葉。山田は旧知の仲である安藤政信や斎藤工とトークを繰り広げたが、そこで安藤が、映画の宣伝で俳優がバラエティ番組などに出演し、宣伝を行うシステムがルーティン化している業界の現状について、「ちょっと、きついなって……」と本音を吐露。すると、それを聞いた山田が「その中で、表に立ってる僕らが、なんでこれって、こんな、僕らに……。まあ言うと“しわよせ”というか。なんでこんなことしなきゃいけないんだろうっていうことはあるわけです。それこそ宣伝活動だったりとか、もうどんどんどんどん消費されていく」と同意。山田は映画『デイアンドナイト』で初めてプロデューサーを務めたこともあり、「自分が作ってみて、その立場に立ってみたら、なぜこういうことが起きているのかってことが分かるだろうと思ったんで、やってみて……。でも、どこに行ってもつらいですね、結局」と苦笑しながら語ったのだった。
この山田の言葉に、ネットでは「視聴者としても、ドラマや映画の世界感が崩れるから、役者の素の姿は見たくない」と理解を示す声もあったが、「山田に関しては満更でもなさそうだけどな バラエティでの様子見てると」「山田孝之バラエティでもけっこう楽しそうだと思ってたから番宣くらい平気だと思ってた」と驚く声や、「番組出演でギャラが出るならそれも仕事じゃないの? 」「何か偉そう」と不快感を示す声もあった。
「俳優や女優さんには2パターンありまして、綾野剛さんや斎藤工さんのように基本的に愛想が良かったりノリが良いため、バラエティ出演も楽しめる人もいます。しかし番宣嫌いで有名だった堀北真希さんみたいに、バラエティ番組に出てもずっと無表情の人もいる。山田さんなんかは、バラエティ番組に出ると一生懸命頑張るタイプなので、余計疲れているのでしょうね」(テレビ局勤務)
たしかに山田といえば、今年5月に3,000人の一般女性のアンダーバストを測るイベントを行ったり、5月31日放送の『櫻井・有吉THE夜会』(TBS系)にて一人飲みの最中に一般人とすぐ仲良くなりカラオケに行く様子などが放送されるなど、世間的には社交的かつコミュニケーション力が高いという印象がある。しかし、そこには山田の知られざる“努力”ある、と関係者は語る。
「山田さんが本来、人見知りであまのじゃくな性格だというのは関係者には知られた話です。本人がインタビューで語っていた通り、20代は相当暗い生活を送っていたし、芸能界でもナイーブな役者として認識されていました。そんな自分のダークなイメージを裏切りたくて、初対面の人とすぐ仲良くなれるほどのコミュ力を努力して身につけたのだと言われています」(同)
実際、山田と親交のある小栗旬はバラエティ番組にて、山田に何度電話をしても仲良くなれなかった話を語っており、山田もインタビューで昔は人見知りが激しく、「相手が人見知りだったり、構えたりすると、もしかして話しかけてほしくないのかもって、こっちも尻込みしてしまう」と語っている。
「30代になって楽しくなってきたとインタビューでよく言ってるように、少しずつ社交性を身につけたんでしょうね。とはいいつつ、ナイーブなところは変わらないため、カメラが回ってる前でお笑い芸人などのフィールドに入り、お仕着せのトークをするのはつらいと思ってしまうのでは」(同上)
その繊細な気質が、爆発力のある演技に繋がるのか。二面性のある俳優・山田からますます目が離せない。
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事