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日刊サイゾー トップ > エンタメ > テレビ  > 『24時間』CM枠確保が争奪戦な理由

『24時間テレビ』CM枠、企業がこぞって買いたがる意外な理由って!?

『24時間テレビ41 愛は地球を救う』番組公式サイトより

 8月25日、26日に放送される日本テレビ系『24時間テレビ41 愛は地球を救う』の放送中に流れる「CM枠」をめぐって、今年も奪い合いが続いているという。

 毎夏恒例の特番だが、その内容に賛否がある上に「今年の場合は、チャリティーランナーにみやぞんが抜擢されたが、酷暑の中、安全面や健康面において配慮されるのかといった、厳しい目も向けられている」(在京テレビ局編成マン)

 とはいえ、あらゆる意味で毎年、なんらかの“話題”を振りまいているのは間違いない。

 それだけに、テレビ不況といわれる昨今でも長時間特番のCMについて、同局関係者は「おかげさまで今年も完売となりました」とホクホク顔だ。

「毎年、巨額のスポンサー料を払う日産やイオンは今年も健在。他のスポンサーも軒並み、例年通りの企業が名前を連ねていますよ」(同)

 しかし、近年、別の理由で『24時間テレビのCM枠を取れないか』とのオーダーがひっきりなしにあるのだという。

「企業側としては、もともとは社会貢献活動の一環としてスポンサーに名前を連ねてイメージアップを図るのが主目的だったが、近年は『就職活動生にブラック企業に見られたくないので、スポンサードしたい』との声が多くなっています」(広告代理店関係者)

 確かに、クリーンなイメージが強い同番組のスポンサーとなれば“ホワイトイメージ”を世間に浸透させ、就活生にもアピールできる。そうして就活生に媚びなければならないのもまた、今の世の中を反映しているといえそうだ。

最終更新:2018/08/03 12:00
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