浜崎あゆみの新展開に悲鳴、ファンが本当に求めていることとは?
浜崎あゆみ(39)の新展開が、ファンに波紋を広げている。エイベックスが浜崎あゆみのバックダンサーオーディション開催を発表したことがきっかけだ。このオーディションの書類応募期間は7月20日までで、応募資格はダンス歴3年以上で18歳~30歳までの男女。書類選考通過者が挑む都内会場でのオーディションは7月30日~8月1日にかけて予定されている。最終審査には浜崎あゆみも参加するそうだ。
しかし浜崎あゆみのバックダンサーオーディション開催がアナウンスされるや否や、浜崎あゆみのファンたちから悲観的なコメントがSNSに投下されることとなった。公演でダンサーを増員することは、ファンの望むライブの形とは異なるというのである。SNSには以下のような様々な要望が投稿されている。一座とは“浜崎あゆみ一座”、TAとは“TeamAyu”(ファンクラブ)を示す。
「これ以上一座が増えるの本気で嫌なんですけど… せっかくの記念イヤーなのにファンが望まない事をし続ける理由を教えて」
「あゆとTAは今すれ違ってる。少し意固地になってませんか?」
「ダンサー増やさなくてイイよ。むしろあゆだけで良い」
「ダンサー増やすより曲数増やしてくれ~!! 安室ちゃんみたく30曲!! ダンサーを見たいんじゃない!あゆの曲を聞きたいんだよ~」
今年5月には、エイベックスの代表取締役社長・松浦勝人氏のTwitterに、浜崎あゆみファンから複数の要望が寄せられていたばかり。松浦氏はTwitterで、「浜崎あゆみをどうにかしてください」というリプライを受け、「本人とちゃんと話します」と返答。すると、いくつもの要望が届いた。
「あゆは好きですがライブいくといつもマンネリ衣装も演出もマンネリ。昔は凝った衣装着てくれてたのにな、、ダンサーですぎ。あゆがみたいのに! アルバムやシングルは全然出ないしインスタ、Twitterばかり更新して肝心なTA更新ない! チケット代も高すぎます。ボイトレや体型改善お願いします」
「自分もずっとayuが好きで追ってきましたが今年初めてライブに行きませんでした。ダンサーが過剰にでてきたり 露出が多かったり ちょっとついていけません」
しかし松浦氏は、こうした要望に対して次のように反論した。
「俺が言いたいのはそんな事ではない。ayuが ayuでいるために、ayuと色々と話すだけ。俺と ayuの関係値を知らない奴に何も言われたくない」
「そんなことは知ってるし、言わせてもらえば俺と、 ayuの間にはそんなこと以上の歴史がある」
「そんなこと言うと一番怒るのは ayuだから」
「人は自分の成長を諦めた時に終わると思う。俺は何も求めないけど、彼女にそうなって欲しくないだけさ」
「みんな色々言うわりにはあんまり何もわかってないな。俺たちはそんな単純な関係ではない」
確かにもう20年以上の付き合いになる浜崎あゆみと松浦氏の関係は、単純な“社長とアーティスト”という枠で括れるものではないだろう。しかしその一件により、一部の浜崎あゆみファンが切実な思いを抱いていることが明るみになり、おそらく本人まで届いたであろうことも事実。それにもかかわらず、今回、バックダンサーオーディションを開催するとなったことで、失望したファンがいる。
すべてのファンの思いはひとつではなく、要望は多岐にわたり、ひとつひとつ応じようとしたらそれこそ浜崎あゆみが壊れてしまうだろう。それゆえに、浜崎あゆみは彼女が良いと思うやり方で、最善のパフォーマンスをする以外にない。一部のファンが望まないことであっても、彼女がそれを最善だと考えるのなら、それでいいのだろう。幸いにして、前述の松浦氏への要望の中には、「え?どゆこと?あゆはあゆのままでいてほしいです。今のままで充分なのに。あゆは何も悪いことしてないよ」「ayuちゃんを苦しめないで下さい」「あゆゎあゆのままで良いと思います社長!いやなファンゎ離れればいいだけだし、今のままでもついていくファンゎたくさんいると思います!」と、現状の浜崎あゆみを全肯定するファンの声もあった。
時代は移り変わり、浜崎あゆみが歌姫と呼ばれた日は遠くはなったが、今は彼女を支持するファンがいることは確かである。そのファンたちに向けて浜崎あゆみはこれからも歌い続けるのだろう。
(清水美早紀)
サイゾー人気記事ランキングすべて見る
イチオシ記事