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日刊サイゾー トップ > インタビュー  > ジャイアント白田を直撃!
いま話題のアノ番組でもおなじみ

あのモンスターに一体なにが……!? ジャイアント白田「体調不良説」を本人に直撃!

現在は飲食店を経営するジャイアント白田氏

 大食い番組全盛時代、フードバトルでモンスターと恐れられた男、ジャイアント白田。なぜか今、定期的に「体調不良説」「失踪説」などが降って湧く男でもある。

 先日放送された『水曜日のダウンタン』(TBS系)の「テレビに食べ物が映ったら同じもの食わなきゃいけない生活、フードファイターなら24時間ギリ達成出来る説」でも、途中でギブアップするなど、全盛期の活躍ぶりからはほど遠いふがいなさをお茶の間に見せてしまった。

「大食い」というジャンルに命を懸けて取り組んできた男は、いま何に命を懸けているのか? そして、かつてのモンスターに現在の大食い界の実情はどのように映っているのか? ジャイアント白田と、日本の大食い界の現在地を探る――。

***

――今、一般の人からタレントさんまで、いわゆる「フードファイター」ではない人たちがYouTubeなどで大食い動画を配信するのが流行していますが、白田さんはレジェンドとして、そのような昨今の流れをどのように見ていらっしゃいますか?

ジャイアント白田(以下、白田) いや、フードファイターたちも、たとえば正司(優子)さんやロシアン佐藤さん、アンジェラ佐藤さんなんかも動画撮ったりしてるんじゃないかなぁ。あと、僕なんかよりずっとレジェンドの魔女・赤阪(尊子)さん、彼女もやってるみたいな話聞きますよ。

――フードファイターの方々も、活動の場所をテレビからネットに移してるということですか?

白田 そうですねぇ。その筆頭株が木下ゆうかちゃんじゃないかな。テレ東の大食い選手権では優勝経験がないのに、YouTubeでは大ブレークして。というか、単純に今、テレビで大食いの番組や大会って、ほどんどないじゃないですか。

――そうなんです。寂しいんですよ。

白田 大会がない中で、変な話、大食いで食ってくって大変じゃないですか。僕が現役でバリバリにやってた頃って、有名になりたくてやっていたわけじゃなくて、大会で優勝することが目的だったんですよ。みんなで切磋琢磨して、レベルもどんどん上がっていって、それがすごく楽しかったんですけど、一時期から大食いっていうジャンルを足掛かりにしてちょっと顔を売りたいなみたいな、大食いから有名になりたいという人が増えていった印象はあります。

――タレント化していった。

白田 そうですね。タレント志望みたいな感じで大食いに足つっこんでくる人が増えたかなとは思う。これは言っていいかわからないですけど(笑)。

――白田さんの感覚は、そうではなかったんですね。

白田 小林尊くんと当時よく話してたのは「もっともっとフードファイターをアスリート化して、それこそオリンピックの競技に入れるみたいな勢いで、競技として世の中に広めていきたいよね」って。

――なるほど、今の流れとはまったく違いますね。

白田 僕は今の現役の子たちのことをそこまで知らないからわからないですけど、見てる印象としてはアスリートとして自分の限界に挑んでいくとか、大会に向けて自分のパフォーマンスを上げていくとか、そういう意識の面ではそこまでギラギラしたものは感じないかなぁ。

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