NEWS・小山&加藤の“未成年と飲酒”疑惑にテレビ局「一切スルーで」通達出ていた
#ジャニーズ #NEWS #小山慶一郎 #加藤シゲアキ
「私はこの女性から年齢を20歳と言われていたため、未成年だとは知りませんでした。しかし、結果として未成年者がいる飲み会の席に参加し、飲むことを煽るような声をかけてしまいました」
ジャニーズのアイドルグループ・NEWSのメンバーである小山慶一郎と加藤シゲアキが、未成年女性に飲酒を強要していた疑惑が「週刊文春」(文藝春秋)に報じられたことで、小山は7日、メインキャスターを務める報道番組『news every.』(日本テレビ系)の冒頭で謝罪し、同番組の出演を休み、その期間、芸能活動も自粛すると発表した。
所属のジャニーズ事務所は、報道内容を認めたうえで、小山を「一定期間の活動自粛」、加藤を「厳重注意」の処分とすることを発表していた。
しかし、この処分発表直前の6月6日、あるテレビ局の芸能デスクは、情報番組のプロデューサーらにこう伝えていた。
「これに関しては一切スルーで。文春がやっているだけで影響は出ないから。もし他がやりだしたら、こっちに確認しにきて」
この問題を無視して何事もなかったように番組を続けろ、という指示だったのだ。実際、今回の事件は、早くからネット上でも騒ぎになっていたが、ジャニーズへの忖度が働き、事務所側が処分を発表するまでテレビやスポーツ紙は一切無視したままだった。
そのため前述デスクの命令を受けた情報番組ディレクターは「下手すりゃ犯罪なのに“見逃せ”って言うんですから、テレビ局が共犯者みたいなもの」と呆れていたのである。
文春が伝えたのは、2人が開いていた六本木での合コンの席上、カラオケの曲(SEKAI NO OWARIの「Dragon Night」)に合わせて、「の・み・ほ・せ!」と未成年女性に一気飲みを強要していた音声データが流出したというもの。ジャニーズ側は小山の謝罪にある通り、一貫して「相手女性からは20歳であると伝えられた」としている。
ただ、ファンの間では、これを疑う声も少なくない。流出した未成年女性が以前からNEWSメンバーと親しくしていることを自慢げにSNSで公言していたからだ。
「記事では女性の名前は伏せられてましたけど、音声では入ってますから。その女性はファンの間でも有名な子。なぜなら以前、手越祐也との関係をSNSで公にしちゃって、それ以来、ファンからは要注意人物になっていたんです」(同)
こう話す30代ファン女性によると、問題の未成年女性はその当時、SNSで数千人のフォロワーを持つカリスマ女子高生だったという。そこで熱心なファンが強い嫉妬心から、この女性の素性を徹底追跡。名前や年齢のみならず住所や過去の交際相手、さらに飲酒を公言したSNSの発言まで探り出したのだという。
ただ、19歳であれば誕生日によっては20歳になっている微妙な年齢のため、小山らに虚偽の年齢を伝えた可能性を否定しきれないのも確か。また、今回の流出音源が、ファン女性自ら他人に自慢するために録音して流出させた疑いもささやかれる。そのため、前出女性は「小山たちは彼女が未成年だと知っていたはず」と言いながらも、「ハニートラップの被害者でもある」と擁護した。
ただ、ファン全員がそんな優しい反応を見せているわけでもない。なにしろ小山は通称「小山コン」とも呼ばれる六本木合コンを以前から頻繁に行っていることで知られていたからだ。
「未成年かどうかなんて関係ない。普段から相手かまわず合コンしまくっていたのが問題の根源。ファンに誠意がない」
さらに加藤ファンからは「小山の評判は悪かったから諦めていたけど、加藤クンがそれに巻き込まれてかわいそう」という声もあり、これには「小山ひとり悪者にして自分を慰めても意味がない」という反論もあり、ファン間の論争にもつながってしまっている。
小山は過去にも多数の女性たちを集めた乱痴気パーティーの真っ只中と思われる音声が流出しており、そこでは「コネチケ」と呼ばれるメンバー直接ルートのコンサートチケット配布と思われる部分があったことで、多くのファンが激怒していた。その時点でジャニーズ事務所がしっかり指導なりをしていれば今回の事態はなかったはずだけに、「未成年だと知らなかった」だけで片付けられるような問題ではないだろう。
ただ、前述のようにメディアはジャニーズへの忖度で充満しており、情報番組のキャスター、コメンテーターらは「年齢を偽られたら防ぎようがない」といった同情論を全面に出す者もいるようだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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