松坂桃李『娼年』リピート続出でロングランへ「エロすぎるが、エロいだけじゃない」
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俳優の松坂桃李が主演を務める映画『娼年』が大きな話題を呼んでいる。作品は石田衣良の同名小説が原作で、松坂演じる無気力な生活を送る大学生のリョウが、女性専用コールクラブのオーナーと出逢い、男娼の仕事を開始。さまざまな女性たちと関係を持ち、女の欲望の奥深さを知って成長を遂げていくというストーリーだ。本編の半分以上が濡れ場というR18+指定作品で過激なシーンも満載。SNSを通じて口コミで評判も広がり、4月6日の公開以降、興行収入3億円を超えた。
そんな映画の人気のワケについて、映像制作関係者は「エロすぎる作品ですが、エロいだけじゃないところが人気の秘密ですね。女優陣が惜しげもなく裸体をさらしていますが、それ以上にイケメン俳優・松坂さんの脱ぎっぷりがすさまじく、映画を見た女性客はメロメロになっちゃいますよ。数多くのセックス描写を体当たり演技でぶつかり、難しい役どころを爽やかにこなした松坂さんの評価も急上昇していますよ」と解説する。
映画を観賞した女性客の中には2度、3度とリピートして足を運ぶ人も多いという。
「この映画はセックスについて考えさせられる部分も多く、女性が共感できる内容になっている。欲望をむき出しにする女性をイケメンが喜ばせるという視点は、女性向けAVにも通じるところがあります。女性の場合、セックスをなかなか客観視する機会が少ないですが、こういう作品があると自分のセックスを見つめ直すことができるんです。映画をきっかけに、女性がセックスについて知るシーンが増えてくれるといいですし、女性向けAVにも目を向けられるきっかけになるかもしれません。女性が『こんなセックスしたかった』と素直に思えるような社会になればいいですね。そんな社会貢献の要素も含んだ映画ですよ」(同)
5月30日には東京・池袋HUMAXシネマズでこの映画の応援上映会が開かれ、そのチケットは瞬く間に売り切れたという。女性の性解放に一石を投じ、社会的評価を得る作品になるかもしれない。
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