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デビュー曲で50万枚超えのKing & Prince KAT-TUNの姿を思い出し「メンバーが減らなければいいけど……」の声

「シンデレラガール(通常盤) 」(Johnnys’ Universe)

 ジャニーズ事務所の6人組グループ「King & Prince」(以下、キンプリ)のデビューシングル「シンデレラガール」(5月23日発売)が、売上枚数57.7万枚で6月4日付けのオリコン週間シングルランキングで初登場1位を獲得した。2010年代になってから発売された“デビューシングル”の初週売上枚数としては最高記録となる。

「ジャニーズ事務所のデビューにおけるプロモーションとしては、ここ数年の中ではかなり気合いが入っていたほうでしょう。デビュー決定発表から、情報を小出しにして、ファンをうまく盛り上げていった印象。世間一般に対するアピールとしては、デビュー曲がメンバーの平野紫耀が出演するドラマ『花のち晴れ~花男 Next Season~』(TBS系)の主題歌になったというのも大きいですね」(音楽業界関係者)

 発売日は、CDショップでも大いに盛り上がっていたようだ。レコード会社関係者は、こう話す。

「渋谷の街を宣伝トラックが走ったり、タワーレコード全店で大きく企画を展開したりなど、ここ最近では珍しい盛り上がりでしたね。キンプリのCDを持った女性ファンがレジ前に大行列を作ったりして、CD不況とは思えない状況でしたよ」

 デビューシングルでの50万枚超えは、ジャニーズ事務所の先輩であるKAT-TUNの「Real Face」以来、12年2カ月ぶり。「Real Face」は75.4万枚を記録した。

「KAT-TUNの場合は、ドラマ『ごくせん』(日本テレビ系)で亀梨和也と赤西仁の人気が爆発し、さらに亀梨と山下智久による『修二と彰』のブレークがあってからの、満を持してのCDデビューだったということで、相当な盛り上がりがありました。キンプリの場合は、KAT-TUNほどではないにしても、似た雰囲気がありますね」(同)

 しかし、KAT-TUNといえば、デビュー時は6人だったが、現在は3人。ジャニーズの中ではトラブル続きのグループというイメージが否めないのも事実だ。そんな事情もあり、キンプリのデビューについて、KAT-TUNが引き合いに出されることをうれしく思わないファンもいるようだ。30代のある女性ファンはこう話す。

「確かにKAT-TUNのデビュー時はすごかったけど、まさかメンバーが半分になってしまうなんて思ってもいませんでした。だから、キンプリもKAT-TUNと同じ6人組だし、同じように減っていってしまわないか心配なんですよ……。あんまり派手に売り出すと、アンチも増えそうで怖いです」

 ちなみに、今回キンプリのデビューシングルが50万枚を超えたのは、ハイタッチ会参加応募券が封入されていたからだという見方も強い。

「購入者全員が参加できるものではなく、封入されているシリアルナンバーを使って応募し、抽選で当たった1万人がハイタッチ会に参加できるというもの。当選するために多数のCDを購入したファンも少なくなかったようです。それでも50万枚超えはすごい数字ですが、この数字が必ずしも実際の人気の表れというわけではない。むしろ2枚目からが大変になってくると思います」(前出・レコード会社関係者)

 最高のデビューとなったキンプリ。デビュー時がピークだった……なんてことにならなければいいが。

最終更新:2018/05/31 10:00
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