“原作実写化俳優”山崎賢人の憂鬱……『キングダム』劇場公開予算は10億円超も中国ロケなし
#映画 #漫画 #山崎賢人
「今、原作の実写化といえば山崎賢人というくらい彼の名前を見ない作品はないですね。来月公開の映画『羊と鋼の森』もそうですが、年に2~4本のペースで映画出演している彼が原作のなかった作品に出演したのは、5年前の『ジンクス!!!』までさかのぼらないといけません。また、来年公開予定の映画『キングダム』でも主演を務めますが、こちらも漫画原作です。この夏にかけての撮影は、彼が多忙ということもあって中国の歴史物語にもかかわらず、オール日本ロケになる予定だそうです」(映画関係者)
20日に東京都内で行われた主演映画『羊と鋼の森』の完成試写会に出席した、主演の山崎賢人。
「とにかく最近の山崎さんは、作品選びに頭を悩ませてるそうです。山崎さんといえば、やはり王子様キャラということで、これまでも特に少女漫画の原作モノの主演が多かったのですが、同世代の菅田将暉さんや新田真剣佑さんがバランス良く作品を選んで賞を取ったりして活躍しているのを見て、このままの路線でいいのか、親しい人には相談してるようです」(テレビ局関係者)
今回の劇場版『キングダム』も、もともとは原作の連載10周年を記念して作られた実写特別動画が元になっている。
「その時も、原作者から山崎クンの指名があったように、今回も彼が主演になりました。監督は佐藤信介氏で、配給はワーナーが行います。ウワサされていた中国からの出資はなく、予算は10億円を超えるそうですが、関係者は『ボランティアにかなり頼ることになりそうだ』とこぼしていましたね」(芸能事務所関係者)
確かに原作モノの主演に抜擢されるケースが多い山崎だが、裏を返せば“今風”の顔であるということで、それはそれで大きな武器でもある。
「そんな中でも『陸王』(TBS系)に出たり、自分からコメディ色の強い福田雄一監督の作品に出たいと事務所に直訴したり、いろいろと悩みながら動いてはいるようです」(同)
日本屈指の“原作実写化俳優”の悩みは深そうだ。
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