TOKIO『ザ!鉄腕!DASH!!』1年4カ月ぶりに20%の大台突破も……問題はこれから
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TOKIOの番組である『ザ!鉄腕!DASH!!』(日本テレビ系/日曜午後7時~)が、山口達也がジャニーズ事務所との契約を解除されて以降、初の放送(5月13日)を迎え、視聴率は20.8%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と高い数字を記録した。
『DASH!!』の視聴率が20%の大台を超えたのは、昨年1月22日の21.2%以来、1年4カ月ぶり。前回放送(4月22日)の14.8%から6.0ポイントの大幅アップとなり、今年の最高値をマークした。
「もともと『DASH!!』は、常時15%前後を弾き出していた人気番組。その上、編成上2週休みだったため、3週ぶりの放送でファンの期待感も高かったといえます。そして、山口抜きで、どんな番組になるか、視聴者の注目も高かったようです。普段あまり見ていない層も、多数見た結果でしょう」(テレビ誌関係者)
4人体制となって初のオンエアは、山口の事件発覚後に収録したものだった。急な事態で、致し方なかったとはいえ、山口の出演シーンをカットして流した『TOKIOカケル』(フジテレビ系)とは大違い。
13日放送分は「DASH島」がメインで、「DASH海岸」「新宿DASH」が流され、エンディングでは、城島茂が「DASH村」の企画で、一緒に米作りをしてきた福島の農家を訪れ謝罪。「これで終わりじゃない!」と許しを受け、城島が大泣きするシーンがオンエアされた。また、長瀬智也がインドへ渡り、新企画「俺たちのDASHカレー」が始まることも明かされた。
「『DASH島』では、大工仕事が得意な山口がいなくなって、メンバーは今後苦労を強いられるとは思いますが、企画はほかにもいろいろありますからね。そもそも番組自体の潜在的な人気が根強くありますから、山口一人がいなくなったくらいで、その人気が簡単に揺らぐことはないでしょう。むしろ、13日の視聴率を見るかぎり、当面は“興味本位”で高い数字を出しそうな気配です」(前出・テレビ誌関係者)
ただ、新生『DASH!!』はスタートしたばかり。問題は、“好奇心”で見る視聴者がいなくなったらどうなるかで、そこからが、この番組の“本当の勝負”といえそうだ。
(文=田中七男)
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