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日刊サイゾー トップ > 社会  > 「平壌冷麺」よりうまい“アレ”

資本主義国にはない味!? 話題の平壌冷麺より「めちゃくちゃうまい」メニューって? 

玉流館の平壌冷麺。確かにうまそう

 大団円となった北朝鮮と韓国の南北首脳会談に続き、史上初の米朝首脳会談が迫っている。韓国の文在寅大統領と北朝鮮の金正恩党委員長の夕食会では、北朝鮮側から名店「玉流館」の料理人と材料が持ち込まれ、平壌冷麺が振る舞われた。トランプ米大統領にも同様のもてなしが予想される。だが、実は玉流館のメニューには冷麺以外に「もっとうまいものがある」(常連客)という。ジャンクフード好きのトランプ氏でも気に入りそうなメニューとは一体、なんなのか?

 玉流館は平壌の中心部、大同江(テドンガン)のほとりにあり、創業58年の老舗ながらも巨大店として有名だ。3月に訪朝したチョー・ヨンピル、レッドベルベットといった韓国芸術団も、ここで冷麺を食べている。

かなりの巨大店という玉流館

 当然、北のロイヤルファミリーはたびたび現地指導している。祖国訪問で何度も店を訪れたことがあるという在日朝鮮人の50代男性は「『偉大なる領導者金正日同志が現地指導なさった時、お通しした部屋』という看板が、各部屋に掛けてある。確かに小ぎれいな個室で、ありがた~い感じがした」と振り返る。在日同胞のイルクン(活動家)や外国人観光客はVIPルームに通されるが、店の前には平壌市民が長蛇の列を作っているという。

 米国政府系メディア、ラジオフリーアジアによると、名物の冷麺は1日4,000~5,000食限定で、市内の職場では公平に食券が配布されているという。だが、一部の特権階級が食券をピンハネする影響でヒラの労働者は入手が困難となっており、ダフ屋が30倍を超える高値でふっかけてくるそうだ。

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