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週刊誌スクープ大賞

眞子さまの反乱と、小室圭さん「父自殺」報道の意義……週刊文春は“一線”を超えたか

 お次は新潮。昨年7月19日に和歌山県内の病院に、前日、白浜海水浴場で「溺れた」という女性が意識不明のままベッドに横たわっていた。

 その女性の夫は妻の顔を「綺麗だよ」といいながらさすり続けていたという。

 だが、今年の4月19日に、和歌山県警捜査1課に、その夫・野田孝史(29)は逮捕されてしまうのである。

 なにやら三浦和義の「ロス疑惑」を彷彿とさせるようだと新潮は書いているが、彼は、妻殺しでは無罪になっているのだ。

 今回は、妻だった志帆さんが溺れたのは、胸くらいしか水位のない浅瀬で、彼女は泳ぎが得意だった。

 司法解剖したら、大津波にでも遭わない限りこれほどの砂がと専門家がいうように、被害者の肺などから大量の砂が出てきたことから、警察も早い段階で「夫の犯行」だと睨んでいたようだ。

 それに、彼女が亡くなる数カ月前に、2社で合計5,000万円の生命保険が掛けられていたことも、妻殺しの動機だったとみられている。

 それに野田には愛人がいた。その愛人は昨年12月に野田の子どもを産んでいるが、野田が別件で逮捕されたのは、その約2週間後だったそうだ。

 福田次官はセクハラ発言を全否定したまま辞任させられたが、懲戒処分ではないので、退職金は新潮によると5,361万9,232円となるそうだ。

 案外少ないような気がするが、ほとぼりが醒めた頃から天下りすれば、1社につき1,000万円にはなるそうだから、余生にカネが困るということはないようだ。

 一方、セクハラを告発したテレ朝の女性記者には、「録音したのは記者倫理に反する」「なぜ自社でやらなかったのか」などという理不尽な非難の声もあると新潮が報じている。

 彼女の知人は、「“ここまでやっても、何も変わらないんじゃないか”という不安に駆られているみたいです」と話している。

 文春によれば、女性記者が福田のセクハラを相談したのは、松原文枝経済部長で、松原は、以前に「報道ステーション」で、「I am not ABE」というフリップを掲げた古賀茂明の盟友的存在だったそうだ。

 だが、早川会長や篠塚報道局長は安倍首相と親しく、官邸から「なんであんな放送をしたんだ」といわれ、松原は経済部長へ異動させられたそうだ。

 その松原も、件の女性記者から福田のセクハラの録音があり、自社で報じたいといわれたが、「政局も絡むのでうちでは難しい。あなたの名前も特定されてしまう」と彼女を諭したそうだが、彼女の意志は固く、新潮へ持ち込んだというのだ。

 福田がセクハラ発言を否定している理由を、文春で福田から聞いた財務省幹部がこう語る。

「彼女も酷いんだよ。もともとスポーツの担当で、あの日だって『野球選手とかと遊んでいた』みたいな話をしていた。ひとしきりそんな話をした後で、『真面目な話をしていいか?』と。音源はそこの部分だけ。会話の全体を聞けば、彼女が嫌がっていたわけではないことが分かるはずだ」

 嫌がっていないのだから、セクハラをしてもいいとでもいうつもりか。呆れ果てたいいわけだと思うが、財務省の人間や麻生大臣などはそう思わないようである。

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