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週刊誌スクープ大賞

眞子さまの反乱と、小室圭さん「父自殺」報道の意義……週刊文春は“一線”を超えたか

 同じ文春から。日本レスリング協会会長に福田富昭(76)という人物がいるそうだ。

 この人、15年に渡り日本のレスリング界に君臨して、ドンといわれているそうである。

 文春によると、福田会長が大学時代に薫陶を受けたのがレスリング協会の会長を務めた故八田一朗で、彼はスパルタの権化といわれたそうだ。

 その八田イズムを継承している最後の弟子で、世界チャンピオンになり、ベンチャービジネスにも身を投じている。

 彼に転機をもたらしたのは、ロッキード事件でロッキード社の対日工作資金の受取人として名前が取りざたされたシグ片山だったという。先を急ごう。

 福田の人脈の一つに、山口組の元最高幹部、大石誉夫という人間がいると文春が書いている。

 大石は田岡一雄に引き立てられ、ゼネコンの仕切りや芸能興行で資金力を誇ったそうである。彼は昨年8月に亡くなったそうだが、福田会長とは頻繁に飲食をともにする仲だったという。

 2人の接点が表面化したきっかけは13年に起こされた民事訴訟だったそうだ。

 よくある清濁併せ呑む人物のようだが、自分が役員定年70歳というのを作ったのに、その年を超えて長期政権になり、今回のパワハラ問題に見られるように、「長期政権による権力集中の歪みの元凶になっているのです」(レスリング協会関係者)。

 権力は腐敗する。その見本のような人ではないかと、文春が追及しているのだが、本人には届かないようである。

 ところで、このところ出版界では、マンガなどの海賊版が掲載された3つのサイトへ、政府がブロッキングを促す緊急対策を決定したことで、批判が起こっていることに触れておきたい。

 インターネット業者がブロッキングを行うには、マンガなどの利用者だけではなく、ユーザーがどのサイトにアクセスしているのかというすべての情報を取得する必要があるため、これが憲法に定められている「通信の秘密」に抵触する恐れがある。

 そのためインターネット業者が、政府の要請にこたえてブロッキングを行うことは犯罪になるから、政府は刑法37条の「緊急避難」にして違法性をなくそうと考えているという。

 これは、政府の言論への介入を許し、言論の自由を狭めるものだと、さまざまなところから批判が出ている。いうまでもないことだが、一番の問題は、マンガを出している大手出版社が、本来自分たちで対策を考え、手を打つべきなのに、何もせず、お上の手に委ねてしまったことである。

 マンガの売り上げはこのところ落ちてきている。そのすべてが、海賊版の横行によるものではないはずだ。守らなければならない言論の自由までもほっぽり出し、お上の助けを求めるなど、言論を扱う出版社が絶対やってはいけないことだ。

 なぜそのようなことをしてしまったのか。大手マンガ出版社である、講談社、小学館、集英社のトップは、会見を開いて説明責任を果たすべきであろう。言論の自由なんかよりも、社の命運を左右するマンガの売り上げを死守することのほうが、われわれにとっては重大だと、本音をいえばいいのだ。

 やはり文春。エグザイルに白濱亜嵐(24)というのがいるそうだ。人気メンバーで、GENERATIONSのリーダでもあるという。

 その白濱が、アメリカのロサンゼルスの飲食店で働く20台前半の女性と親しくなった。だが彼女には結婚したばかりの夫がいた。

 その夫が、妻の携帯電話を見て、妻が白濱と不倫をしていることを知ってしまったため、今年の2月5日に、警察まで出動する激しい夫婦喧嘩を起こして逮捕されてしまったというのだ。

 よくアメリカに来る白濱は、そのたびに彼女をホテルに呼び出し、避妊もせずにSEXをしていたため、彼女は妊娠したらと心配になり、その時の白濱をスマホで撮っていたという。

 その動画を夫が見てしまったのだ。夫は、白濱に謝罪を求める、しないなら日本のマスコミに告発するといい出し、彼女は白濱に連絡を取ったが、謝罪の言葉はなく、あとは事務所と弁護士がやるといって、以後連絡が途絶えたという。

 保釈金や弁護士費用で2万4,000ドルかかると弁護士に伝えたところ、このことを口外しないという書面にサインさせられ、弁護士は3万ドルをキャッシュで払ったという。

 文春は以前、「三代目JSBはレコード大賞を1億円で買った」というスクープを報じたが、ここはなんでも「Money」で片をつける社風らしいと結んでいる。だが、山口ケースもそうだが、有名人に誘われるとすぐに誘いに乗る女性たちにも非があると思うのだが。

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