テレビ東京の快進撃が止まらない! コスパ最強番組を続々生み出す、フジテレビと明暗が分かれる
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フジテレビが凋落してから数年経つが、いまだに復活の兆しが見えない。一方でテレビ東京が快進撃を続け、名物番組を続々と生み出している。
フジテレビが『めちゃ×2イケてるッ!』『とんねるずのみなさんのおかげでした』『森田一義アワー 笑っていいとも!』『HEY! HEY! HEY!』など長寿番組を終わらせている中、テレビ東京では『Youは何しに日本へ?』『THEカラオケバトル』『家、ついて行ってイイですか?』『池の水ぜんぶ抜く』などの放送がスタート。テレビ東京の番組は大好評を博して瞬く間に人気番組として世間に定着することに。フジテレビのみならず、日本テレビ、テレビ朝日、TBSなどとも、テレビ東京は視聴率で対抗できるようになってきた。
「テレビ東京の番組は、司会進行などは芸能人が行うもののメインは素人。番組スタッフが自分の足を使い、時間をかけて丁寧にVTRを制作しています。『Youは何しに日本へ?』『家、ついて行ってイイですか?』は素人を取材する番組ですが、1日かけても取材対象すら見つけられないことがあったり、取材の途中で連絡が取れなくなったりすることも多く、スタッフの頑張りが画面越しにもヒシヒシと感じるほどです」(芸能ライター)
15年11月の「NEWSポストセブン」では、『Youは何しに日本へ?』の総合演出・野村正人へのインタビューを掲載。野村は「これまでおおよそ4万人以上の“You”に声がけして250人以上に密着しています」「だいたい3班が平日はほぼ毎日、空港でインタビュー取材をしています」と番組の制作裏話を語っていた。
「テレビ東京の新番組とフジテレビの終了した番組の大きな違いは制作費です。『いいとも』のタモリのギャラは、『女性自身』(光文社)によると1本当たり約200万円で、『みなさん』はとんねるずのギャラが1本あたり800万円~1,000万円ほどだと言われていました。テレビ東京の番組は時間こそかけていますが、1人のスタッフを丸々1カ月拘束しても、人件費としては20万円から50万円ほどでしょう。テレビ東京の番組は丁寧に時間をかける上に低予算で、フジテレビの番組と違って圧倒的にコストパフォーマンスが高いのです」(同)
タレントがメインの番組でも、テレビ東京の番組は少数精鋭。『モヤモヤさまぁ~ず2』はさまぁ~ずと局のアナウンサーという3人構成、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』も出川哲朗と数人のゲストのみが登場している。しかしそれでも高視聴率を記録し、『出川哲朗の充電させてもらえませんか?』は裏番組の『めちゃ×2イケてるッ!』に何度も視聴率で勝利していた。
企画力でのし上がってきたテレビ東京。視聴者からの好感度も高く、今後もますます民放主要4局との差を縮めていきそうだ。
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