今井翼、坂口憲二…相次ぐ難病での無期限活動休止も、奇跡の復活を遂げた欅坂46センターの希望
人気タレントが相次いで病による活動休止を発表している。3月28日にはタッキー&翼・今井翼(36)が、3月31日には俳優・坂口憲二(42)が事務所を通じて無期限の活動休止と、5月末で所属事務所・ケイダッシュを退社することを発表した。
このたび「メニエール病」再発が発覚した今井翼。2014年にも今井はメニエール病を発症し入院治療して仕事復帰を果たしていた。メニエール病とは厚生労働省の特定疾患に指定されている難病で、めまいや難聴、耳鳴りなどが主な症状。ジャニーズ事務所は29日に「Johnny’s net」で、「治療に専念し、一日も早く皆さまに元気な姿をお見せできるように、当面のお仕事をお休みさせていただくことになりました」と報告した。具体的な復帰時期に関しては不明で、今井翼が主演を予定していた6月公演の音楽劇『マリウス』は代役を立てての公演となる。芸能界では過去に、久保田利伸(55)や八代亜紀(67)、ハイヒールモモコ(54)らがメニエール病にかかっていたことを明かしている。加護亜依(30)も今から10年ほど前に「メニエール病みたい」とブログに綴っていたが、彼女の場合は後に「疲労でした」と訂正している。ハイヒールモモコは、20代で発症し治療によって完治したと思われたが40代で再発した際に病気を公表した。
今井翼は「当面のお仕事をお休みさせていただく」としているが、それでもファンは心配に胸を痛めている。坂口憲二に関しては「無期限の活動休止」で所属事務所からも退社するというから、ファンの悲哀はいっそう深い。坂口は「特発性大腿骨頭壊死症」という病気にかかっており、こちらも難病に指定されている。坂口は2014年夏に結婚しているが、同時期、右股関節に激痛を覚え複数の病院で診察を受けたところ、右股関節に水がたまっていると診断されたとして1カ月ほどの休養をとっている。当時は痛々しい松葉杖姿を週刊誌に撮られていた。しかし実際は前述の通りの難病だった。メディア各紙に送った書面で、坂口は「手術を受け、約3年間で症状は以前より軽減されましたが、いつまた悪くなるかわからない状態でいざ仕事となったときに自分の力をセーブしながら続けるのも困難だと考え、この度の結論に至りました」「しっかり体調を戻してから、自分のできることをやっていきたいと思います。それが表現の世界なのか、また全く違った世界なのかは、今現在はわかりません」とコメント。昭和を代表する歌手・美空ひばりも、晩年に特発性大腿骨頭壊死症にかかっていたことが知られている。
少し前になるが、神田沙也加(31)の夫で舞台で活躍してきた俳優の村田充(40)も、昨年の10月に芸能活動を休止している。村田はブログで「先々月 私は耳の病に襲われました 暑い日でした 眩暈と吐気 気管支の弱さも重なって その日はずっと休んでいました」「正直に云えば この耳の状態で板に立ち演技をすることは難しい もう闘えない という実感です」と体調不良が休止の理由であると説明。詳しい病名は明かされていないが、耳の病という点では今井翼とも近い。Kinki kids堂本剛(38)も昨年、突発性難聴を患い闘病。現在は体調最優先でセーブしつつ出来る範囲で音楽や芸能活動を続けている。海外ではレディー・ガガ(32)が、昨年9月に「線維筋痛症」のため活動を休止するとTwitterで発表した。12月にはラスベガスでの定期公演が告知されファンを一時安堵させたが、今年2月にワールドツアーの中止を発表している。いずれのタレントに関しても、そのファンはただ無事を祈り、じっと復帰の日を待つのみだ。
そんな中、今年、無事に病を克服して復帰、スポットライトを浴びている芸能人がいる。欅坂46の今泉佑唯(19)だ。今泉は、昨年4月にドクターストップがかかり活動を休止。8月に一度復帰して全国ツアー『真っ白なものは汚したくなる』に参加するも、昨年12月には再び年内の活動休止を発表したため、体調不良を心配されていた。具体的な病名が明らかにされていなかっただけに、ファンからは「完治してなかったのか」「本当に大丈夫?」と心配の声が多くあがり、このまま引退してしまうのではないかとの危惧もあった。
しかし2018年に入ってからの今泉の活躍ぶりは目覚しい。ファッション誌『ar』のレギュラーモデルとしてあっという間に若い女性たちの間でファンを増やし、欅坂46として3月リリースの6thシングル「ガラスを割れ!」を『シブヤノオト』(NHK)で初披露した際には、平手友梨奈(16)が番組を欠席したため今泉と小林由依(18)がWセンターを務めて一気に注目度が沸騰。これからの活躍に期待がかかるメンバーとなっている。
相次いで休養を発表することとなってしまった今井や坂口らの容態は心配だが、どれだけ時間がかかったとしてもファンは変わらず待っているはず。業界内やスタッフとの間にこれまで積み上げてきた信頼関係もある。安心して療養してほしい。
(ボンゾ)
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