吉本坂46「何をするユニットなのか、わからない……」と芸人は困惑 コケてもOKなカラクリとは?
#アイドル #吉本興業 #秋元康
秋元康が手がける「坂道シリーズ」第3弾としてプロジェクトが始まった「吉本坂46」の1次書類審査の結果が3月22日に発表され、751名の吉本所属タレントが合格となった。さらに同27日には敗者復活戦の実施が発表され、4月5日から11日まで、ライブ動画配信サービス「SHOWROOM」にてその模様が配信される。
この「吉本坂46」は、吉本芸人の中から選ばれたメンバーで、本格的なアイドルユニットを結成するというプロジェクトだ。4月からはユニットに密着する番組『吉本坂46が売れるまでの全記録』(テレビ東京、テレビ大阪)がスタートするほか、ソニーミュージックからのメジャーデビューも決まっている。
本格派アイドルユニットとはいえ、オーディションに参加しているのは芸人ばかり。先輩ユニットとなる乃木坂46や欅坂46とは、まったく異なるものだということは明らかであるが、実際どんな形のユニットになるかは、芸人たちもよくわかっていないという。オーディションに参加した若手芸人は、こう話す。
「とりあえずエントリーシートを書いて提出したんですが、いったい、どんなことをやるユニットなのかは、まったく知らされていないままです。周りの芸人たちも、“何をするのかわからないけど、仕事につながるかもしれない”ということで、なんとなく応募していましたね。あと、1次選考の結果を見ても、知名度で選ばれている感じでもないし、キャラが濃いから受かっているという感じでもない。審査の基準がまったくわからないと、芸人たちも困惑しています」
とにかく謎に包まれている「吉本坂46」。周辺事情に詳しい放送作家は、こんな話を明かした。
「秋元さんの頭の中では、それなりに構想が固まっているのかもしれませんが、吉本としてはまだ手探り状態のようですね。今はひとまず『SHOWROOM』や密着番組を使って、盛り上げようとしているところ。現状では、デビューするまでを大きな盛り上げどころと捉えているようで、グループが本格的に始まるまでは半年以上かかるかもしれないとのことです」
どうやら、これからすべてが決まっていくことになる吉本坂46。
「関係者の間では、“順当に売れるのがベストだけど、どこかでコケてしまっても、それはそれで面白い”なんて声も聞こえてきます。芸人がやっていることだから、それこそ“大掛かりなコントでした”というオチでも成立するわけですよ。どっちに転がってもいいんだから、いろんな可能性を秘めたプロジェクトだと思いますね」(同)
売れてもOK、コケてもOKの吉本坂46。乃木坂46や欅坂46を超える大ブレークの可能性もありそうだ。
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