矢口真里“再婚ネタ”で仕事増に加速? 業界関係者は「安泰」を断言
#矢口真里 #モーニング娘。
元モーニング娘。の矢口真里が、かつての不倫相手である元モデルの梅田賢三と再婚することが伝えられた。本来はおめでたい話ではあるが、不倫の経緯を知る世間からは、ネット上などに「不快」の声が殺到している。
しかし、一方でこの話は、芸能ニュースのアクセスランキングでは上位にランクイン。一時はYahoo!ニュース上で1位にもなっていたのである。バラエティ番組を手掛ける放送作家も、この注目度の高さには着目し「矢口さんの起用は今後増えると思う。少なくとも、一定の仕事量はキープできる」とまで言っている。
矢口はモー娘。時代に辻希美、加護亜依らとのユニット「ミニモニ。」で人気だったが、俳優の小栗旬との熱愛報道が出てグループを脱退。その後は、バラエティ番組を中心に活動、11年に俳優の中村昌也と結婚したが、13年に不倫相手を自宅に連れ込んでベッドで中村と鉢合わせした騒動が表になり離婚。約1年半の休業となったことで、「再起不能」とまで言われたのだが、日本テレビの情報番組『情報ライブ ミヤネ屋』で生謝罪してからは、CM出演するまでに復活している。
「彼女には田村淳や岡村隆史といった人気芸人や、業界の大物が後ろ盾にいるので、復帰は既定路線だったと思いますね。そこで周囲からアドバイスをもらっていたのが『不倫相手との再婚を売りにすること』だったと聞きます」(放送作家)
事実、矢口はことあるごとに「近い再婚」をネタにしてきた。16年、日清食品「カップヌードル」のCM出演には、「世間の声とかどうでもいい」としたキャッチフレーズが挑発的に見えて非難が殺到し、早々に打ち切りとなったが「普通はこういうことがあると起用が減るのに、矢口はまったく失速しなかった」と放送作家。
そこで武器になったのが再婚ネタで、不倫騒動からかなりの時間が経過した昨年も、また出演番組で「年内の結婚」を宣言。年末になるとそれが「来年に結婚」と変化していた。3月10日、都内の講演で、その延命手法を「炎上を狙ってやっている」と明かしてもいる。
「商品のPRイベントに呼ばれると『結婚はいつですか?』と聞かれるので『今年中にはします』と言えばネットニュースになるんで、商品が宣伝できるんです。別のイベントでは言い方を、『明日したいです』みたいに変えます」(矢口)
さすがにその“引き延ばし”戦術も苦しくなってきたのか、今年に入ると、矢口は抱負を「民放、地方局、ネットすべて充実」と強気の仕事増に変えていたが、元モー娘。のメンバーの動向や、アイドル関連のゴシップが話題になるたび、ご意見番として登場するポジションもキープしており、不倫騒動の直後は「見たくないタレント」1位だったランキングも、年々下降気味。仕事は、どう見ても順調なのである。
「再婚ネタは4年ぐらい引っ張れたけど、次は婚活もしくは出産ネタでいくという話も聞く」と放送作家。
不倫騒動を確信犯的に乗り越えた矢口だけに、不倫相手との再婚も注目度アップの切り札でしかないのかもしれないが「矢口を使えば、そこそこネットニュースになりやすいから、顔がかわいいだけのアイドルを使うよりずっといい」(同)という。
適度に炎上し続ける矢口は、今後もテレビ仕事が安泰のようだ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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