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日刊サイゾー トップ > エンタメ > ドラマ  > フジ局員が嘆く「片平なぎさの悪夢」

低調フジテレビ“魔の土曜日”がヤバすぎる……局員が嘆く「片平なぎさの悪夢」

ホリプロオフィシャルサイトより

 視聴率低迷が続くフジテレビだが、とりわけひどいのが土曜日。しばしば発生する“珍事”に、局内では「魔の土曜日」ともささやかれているという。

 スマートフォンやインターネットなどの普及に伴い、テレビ離れの傾向には歯止めが利かないが、中でも低落が著しいのがフジだ。2017年上半期のゴールデンタイムの平均視聴率では、日本テレビ、NHK、TBS、テレビ朝日に次ぐ5位に沈み、同年4~9月では8億3600万円の営業赤字に転落。低迷を象徴するのが土曜日だ。テレビ関係者が語る。

「景気の良い話がめったに聞こえてこないフジですが、中でも深刻なのが土曜日です。土曜日は、情報バラエティの『にじいろジーン』、有吉弘行やタカトシの散歩番組『ぶらぶらサタデー』、ゴールデンが『もしもツアーズ』『さまぁ~ずの神ギ問』『めちゃイケ』といったラインナップですが、夕方の片平なぎさの2時間ドラマの再放送が、1日で一番視聴率が高くなってしまう事件が何度も起きています。かつては高視聴率をバンバン叩き出した『めちゃイケ』は、近年は5%前後をウロウロしており、昨年10月にゴールデンに進出した『神ギ問』も苦戦しています。そんななか、片平なぎさのドラマの再放送が、それより良い数字を取ってしまうのです」

 再放送であろうと何であろうと、数字が取れればそれに越したことはないが、フジの不振は深刻だという。テレビ情報誌の記者が語る。

「視聴率で見ると、フジのヤバさがはっきりわかります。最近、週間視聴率ベスト10どころか、ベスト30にフジの番組がひとつもランクインしない週があります。以前は『サザエさん』という最後のとりでがありましたが、最近は『サザエさん』でさえ2ケタいかないこともザラで、2ケタに届く番組がひとつもない日も珍しくありません。他の局にも“谷間の曜日”はありますが、フジの土曜日の惨状は際立っています。再放送に関していえば、テレ朝が夕方にやっている『相棒』の再放送も、かなりの数字を取りますが、再放送が視聴率で全日トップになるなんて聞いたことがありません」

 それならいっそ、ゴールデンも『めちゃイケ』黄金期の再放送でも流してみる?

最終更新:2018/03/16 12:00
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