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日刊サイゾー トップ > 海外  > 中国旅客機の火災、ジュースで消火

中国国内線で機内火災が発生するも、オレンジジュースで消火「ところで消火器はどこに!?」

火は、かなりの勢いで燃え盛っている

 中国の携帯電話やスマホのバッテリーが爆発したり炎上したりするのは、日常茶飯事。つい先日も、家電量販店でスマホ用のバッテリーを交換しようとした男性が、それがニセモノかどうか確認しようと歯でかんだところ、いきなりバッテリーが爆発・炎上したという事件をお伝えしたばかりだ(参考記事)。

 量販店内という比較的広い場所で起こった小さな爆発ということで、幸いにも男性のほかにケガ人は出なかった模様だが、今度はこれが狭い密室内で発生した。それは、旅客機の機内だった。

 先月25日、中国広東省の空港で、上海へ向かう旅客機の搭乗案内中、座席上の荷物収納ボックスに入っていたバッグがいきなり炎上した。

 その火は、たき火並みの勢いで燃え盛る。慌てた乗客たちが騒ぎだす中、一人のCAが冷静に収納ボックスに近づき、手にしていたペットボトルの水を、燃えているバッグに勢いよく浴びせかけた。

水の入ったペットボトルを投げつけるCA。意外にコントロールがいい

 それでも火が消えないと見ると、今度はボトルごと火に投げつけたところ、一気に鎮火。近くにいた背の高い外国人の乗客が、火を確実に消すため、そのCAからオレンジジュースのペットボトルを受け取り、さらに上から注いだ。

 駆けつけた消防隊が火事の原因を調べたところ、燃えたバッグの中にスマホ用のモバイルバッテリーが入っており、これが発火したことが判明。このバッグの持ち主である乗客は、空港で警察から事情聴取を受けたという。

火が消えて黒煙が出るなか、外国人の乗客がオレンジジュースをかける

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