藤井フミヤ兄弟、亀梨和也…etc. 数々の男を渡り歩いた小泉今日子、その不倫宣言の狙いは?
小泉今日子(52)の恋愛遍歴は、1980年代に活躍したアイドルグループ「チェッカーズ」のボーカル・藤井フミヤ(55)から始まった。小泉の家にフミヤが泊まりに来て朝方に帰る現場を写真誌が捉えた。2人はすでに超人気アイドル。恋愛が認められるわけもなく、やがて別れることになった。
「2人は相思相愛。寸暇を惜しんでも会っていたが、アイドル同士の恋愛は御法度。外では目立つため、安全な自宅だったとはいえ、周囲の情報から2人の仲は公然でした。小泉はフミヤと結婚まで考えていたが、アイドル同士の結婚を事務所が許すはずもない。自然消滅のように別れた」(芸能関係者)
涙の破局から5年。小泉は大胆な行動に出る。同じグループに所属していたフミヤの弟、藤井尚之(53)と半同棲しているのが発覚した。「芸能界でも兄弟と付き合うのは極めて珍しいケース。小泉は兄の面影をもとめて弟と付き合ったのでは」といった推測も流れた。
大胆な恋愛はすでにこの時から垣間見られていたわけである。大胆な行動はさらに続く。尚之ともやがて破局した翌年、ドラマの共演をきっかけに、俳優の永瀬正敏(51)と交際。間髪を空けずに電撃結婚を発表した。人気ピーク時のアイドルの結婚はマイナスの要素しかないが、自ら命名した「友達婚」は若者の支持を受けた。逆に「アイドルらしからぬアイドル」と小泉の評価は上がるという社会現象になった。結婚と同時に家庭中心の生活に切り替えた小泉。順調なはずだった結婚生活だが9年で離婚してしまった。芸能関係者が振り返る。
「小泉は家庭的な子。普通の女の子のように結婚して子供を産んで、ごく平凡な家庭を築きたかった。それで一時、家庭中心にしたが、子供が出来ずにやがてすれ違い生活が続き、2人の生活に溝ができてしまった。お互いの将来を考え離婚を選択した。後に2人は映画で共演するなど、役者同士としての絆は続いている。この辺は同業者ならではのことです」(芸能関係者)
悲恋にも小泉はめげなかった。仕事優先にシフトを切り替え、女優としてさらに成長していった。そんな余裕が新たな恋愛を生んだ。KAT-TUNの亀梨和也との熱愛である。すでに元アイドルだった小泉とジャニーズが売り出し中の人気絶頂のグループの人気者。21歳年下の男の子との恋は衝撃的だった。亀梨が空き時間に合鍵で部屋に出入りし、車も自由に乗り回していた。まるで「有閑マダムとツバメ」のような構図。小泉は一切、話すことはなかったが、「亀梨ファンの小泉バッシングが凄かった。このままでは亀梨の人気に影響する。当然のように別れさせられた」(元ジャニ担記者)
その後は何事もなかったかのように小泉は女優業に専念。次々と話題作に出演。大人の女優として成長していく。NHK朝ドラ「あまちゃん」では能年玲奈(現・のん)演じるヒロインの母親役で人気はさらにアップ。仕事に生きる小泉は後輩たちからも慕われる「姉御」的な存在にまでなっていた。「これで恋愛も封印か」と思っていた矢先、無名俳優だった豊原功補(52)との熱愛が発覚した。当初、バーで肩を寄せ合いながら飲む2人に「大人同士の恋」とメディアは好意的な報道だった。
「所属する事務所の社長は芸能界のドンと呼ばれる人。不倫とわかっていても不倫と大々的に報じることはできない。その話はないことにしていた」(スポーツ紙記者)
事務所は従来通り小泉を庇った。実はそれが小泉には不満だったという。すべてを正直に話したい。大人の決断がよぎった。
その決意の裏には豊原の優柔不断さにあったという見方もされている。
事実、豊原は会見で小泉との不倫を認めたが、内容には優柔不断さが見えていた。3年も別居しているのに、「妻とは離婚の話もしていなければ、小泉との間で結婚の話も出ていない」と平然と言ってのけた。さらに、小泉の唐突な不倫宣言は聞かされていなかったのか、戸惑いの表情が出ていた。
状況から察するに、小泉の目的はむしろ豊原の本当の気持ちを知りたかった。結婚するのか家庭に戻るのか、それとも現状維持を続けるのか。その為には事務所の守りは逆に邪魔になる。独立することによって、すべて自分で責任を負う。その上で豊原と奥さんに対しての本当の気持ちを知りたいと見るのが自然。
「恋愛遍歴を見ても、常に恋してきた小泉。人生の折り返しとも言える年齢になり、最終的な伴侶が欲しくなったというのが本音では。その為にも豊原の気持ちを世間に問うことで聴き出したい。やはり、小泉も女なんです。女としての幸せが欲しいんです」(芸能関係者)
果たして、豊原はどんな決断を下すのか。この不倫は早々に破局か、時間をかけて成就するか。どちらかの結論しかないだろう。
(敬称略)
二田一比古
1949年生まれ。女性誌・写真誌・男性誌など専属記者を歴任。芸能を中心に40年に渡る記者生活。現在もフリーの芸能ジャーナリストとしてテレビ、週刊誌、新聞で「現場主義」を貫き日々のニュースを追う。
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