香里奈“大股開きベッド写真”の「全容を知っている」発言した男が行方不明に……
#香里奈
かつて流出した女優・香里奈の“ベッド写真”の全容を知ると見られていた会社経営者・Y氏が、2014年3月の流出報道の直後から、家族ごと行方不明になっているという。
「奥さんと2人の子どもがいたんですが、当時小学生だった長男と、幼稚園の入園式を終えたばかりの長女も、すぐに“転居”を理由にいなくなり、マンションから一家ごと出て行ったんです。引っ越しの際に挨拶もせず消えたので、近所では夜逃げじゃないかと言われているんですけどね」
こう話すのは、千葉市内の同じマンションに住む女性で、Y氏の一家とは「マンションや地域の会合で付き合いがあった」という。
「ご主人は、会社経営していると聞いていましたが、どんな業種なのかはわかりません。海外旅行によく行っていたようですし、身なりもわりと派手めだったので、裕福には見えましたよ」(同)
実は、Y氏の経営していた会社は、かつて「合法ハーブ」と呼ばれた危険ドラッグのネット販売をしていた。姿を消す前の12年には、Y氏が雑誌に顔写真を出して登場。「業界最大手」の代表として紹介され、インタビューでは薬事法改正を見据え「警察と厚労省の締め付けが厳しい」としながらも、規制を潜り抜ける新しい商品を開発して、関係者に試用させているという話を自慢げに語っていたのだ。
14年4月1日より、かなり範囲を広げて規制された危険ドラッグについては、流通以外にも所持や使用で懲役3年または罰金300万円以下の罰則が加わり、Y氏の販売店はホームページで「一時的に業務を休止」としていたのだが、その話で筆者の取材を受けた際、「香里奈のベッド写真流出」についても明かしていた。
Y氏は中国や台湾、フィリピンなどからドラッグの原材料を仕入れていると公言していたが、その過程で知り合った知人が「流出写真の現場にいた人物」だと言っていたのだ。
「香里奈さんがどうしてあんな写真を撮られたのか、その場にいた人たちは誰なのか、どう流出したのか、僕は全部、その知人から聞いている」
そう断言したY氏だったが、その知人を守るため、筆者の質問には限定して答えていた。
香里奈は当時、ドラマやファッション誌、CMなどにひっぱりダコの人気者だったが、ベッド写真の相手はハワイに短期留学していて知り合ったクラスメートの年下台湾人男性だと見られていた。
その交際自体は、一部スポーツ紙が先にスクープしていたものだが、「フライデー」(講談社)に、Tバック下着のまま大股開きで爆睡している衝撃写真が載ってしまい、一気にイメージダウン。以降は露出が激減し、「カッコイイ女」は一転して「ハズカシイ女」になってしまった。この掲載写真の股間部分は下着に見せかけ、実は黒塗りされたものということを知っていたのもY氏だった。
しかし、ドラッグ規制と香里奈の写真流出、2つのニュースが交差した4月上旬から、Y氏は姿を消していたことが後になってわかった。事業が行き詰っての夜逃げだった可能性もなくはないが、姿を消す直前、Facebookの4月5日投稿記事には娘の入園式で千葉市内の幼稚園の正門前で撮った家族写真が掲載されており、この時点では逃亡計画があるわけもなさそうだった。
Facebookの更新は翌6日に花見をしたことを明かしたのを最後に途絶えたため、急に何かしらの異変が一家を襲ったとしか思えない。Y氏の携帯電話もその頃から通じなくなっており、JR秋葉原駅から徒歩3分にあったオフィスも、4月上旬で急に引き払われていたことが確認された。Y氏の知人や仕事関係者にあたっても、その行方はわからないままで、現在まで親族などから捜索願などが出されたという話もない。Y氏と付き合いのあった知人男性は「彼はドラッグ売ってても堂々と公の場に顔を出していたとおり、心臓に毛の生えたタイプで。平然とグレーな商売ができる怖いものナシの人間だったから、何かあって逃げたというのは考えにくい」という。
まさか香里奈の流出写真について全容を知っていることが失踪と関係したとは思いたくないが、派手なスーツに白いシャツの襟を立てて芸能人との交遊も自慢していたアウトロー系の元実業家が、プツンと消息を絶ったのは非常に不気味な話だ。
(文=片岡亮/NEWSIDER Tokyo)
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