フジテレビ早期退職者「退職金7,000万円上乗せ」報道に、若手局員激怒!
#フジテレビ
低迷するフジテレビが、異例の早期退職者募集を打ち出して物議を醸している。
9日発売の写真週刊誌「フライデー」(講談社)によると、50歳以上の社員を対象に早期退職者を募り、通常の退職金に最大7,000万円を上乗せする案を検討中だという。同誌の取材に、フジの常務取締役である大多亮氏(59)は「まぁ、ウワサでもなんでもなく、それは間違いないです」とコメント。詳細は語らなかったが、人員整理を検討していることは確かなようだ。
これに激怒するのが、フジの若手局員。
「募集要項見たら『それって大多世代のためじゃん!』って、誰もが思いますよ。バブル期を経験している局員は、現在も年収2,000万オーバーの高給取りで、仕事はしないけど口だけは出す人ばかり。そんな人たちに退職金プラス7,000万円ですか!? 冗談じゃありませんよ!」
しわ寄せは若手局員に来ているそうで、年収は全盛期の半分以下。夏冬のボーナス額は年々減っており「他のキー局と飲むと、肩身が狭い」(同)。
別のフジ局員は、内情について次のように語る。
「視聴率は右肩下がりで、民放キー局の昨年4~9月期決算では、フジだけが営業赤字に陥りました。それでも具体的な方策は示されず、上はただひたすら『数字を取れ!』と言うだけ。大多さんを筆頭に、上の人間は自分たちがフジを作ったと思っている。若手からすれば『いつの時代の話だよ!』って感じです。7,000万円という異例の別途金も『俺たちにはそれだけの価値がある』というアピールにしか見えません」
他業種と比べてみても、退職金プラス7,000万円という条件は、ずば抜けている。
情報番組『とくダネ!』では誤報が相次ぎ、放送倫理・番組向上機構(BPO)から放送倫理違反を指摘されたばかりのフジだが、根本的な体質が変わることはなさそうだ。
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