霜降り明星・せいやの『すべらない話』の「MVS」獲得はシナリオ通りか……吉本の“ゴリ押し”が始まる!?
#お笑い #霜降り明星
1月20日放送された『人志松本のすべらない話』(フジテレビ系)で、お笑いコンビ・霜降り明星のボケ担当・せいやがMVS(Most Valuable すべらない話)を獲得した。初登場のせいやの快挙について、お笑い業界関係者はこう話す。
「ここ最近、吉本は霜降り明星をプッシュしていますからね。そもそも、せいやが『すべらない話』に出ること自体が大抜擢といえますが、そこでMVSを取るというのも、なんというか“シナリオ通り”な感じです。吉本のプッシュが、うまいことハマりましたよ」
霜降り明星は、2013年に結成。フジテレビが次世代にブレークしそうな若手芸人を発掘する番組『新しい波24』にレギュラー出演し、さらにその後継番組である『AI-TV』にも出演中。昨年7月の『第38回ABCお笑いグランプリ』では優勝している。
「ツッコミ担当の粗品は、ピン芸人としても活躍していて、その才能は、かなり早い段階で認められていました。せいやの方も、体を使ったボケと誰からも愛されるキャラクターで人気です。しかも、2人とも性格がいいんですよ。大阪吉本の若手だと、大して結果を出していなくても、ものすごくトガッている芸人さんが多くて、仕事をしていて面倒くさいことも多いです。その点、霜降り明星の2人は、すごく謙虚で人当たりもいい。さらに実力もあるんだから、吉本がプッシュしたくなるのもわかりますね」(放送作家)
これまで吉本興業は、“売りたい若手芸人”を多くのバラエティー番組に出演させ、ネットなどで「ゴリ押しだ」と批判されることも多かった。しかし、霜降り明星の場合は、そこまで強引なプッシュはしていないようだ。
「大阪では、かなり出番も増えていますが、東京ではまだまだといった感じ。現状ではあくまでも『AI-TV』がメインのようで、そのほかの番組については、いわゆる“ゴリ押し”も、それほどではないようです。ただ、ちょっと違和感を覚えたのは、去年12月の『M-1グランプリ』でしたね。番組の冒頭で、敗者復活戦に出ていた芸人たちと中継をつないだんですが、そのときに、なぜだか霜降り明星にコメントを求めたんですよ。霜降り明星は敗者復活でもあまりウケていなかったし、わざわざ絡む必要性はまったくなかったのに……という感じでした。どうやら完全に台本通りの流れだったようで、吉本のプッシュがあったなと感じる瞬間でした」(同)
今回、せいやが『すべらない話』で大活躍したことで、流れも変わりそう。
「全国区の番組で結果を出したので、吉本としても、いろんな番組にブッキングする理由ができたと判断するでしょう。つまり、これから“ゴリ押し”が始まるかもしれませんね」(同)
今年は、バラエティー番組で活躍する霜降り明星を、幾度となく目にすることとなりそうだ。
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