『世界の村のどエライさん』3.3%の衝撃! フジ新番組全滅で「どエライのは視聴率のほう」の声
#ドラマ #フジテレビ
今月スタートしたフジテレビ系新番組が、軒並み大コケしている。
「他局の『99.9 -刑事専門弁護士- SEASON II』(TBS系)や『BG~身辺警護人~』(テレビ朝日系)が平均視聴率15%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)を超える中、フジ系で放送中の連続ドラマは、芳根京子主演の月9『海月姫』とKAT-TUN・亀梨和也主演『FINAL CUT』が早くも6%台にまで落ち込み、深田恭子主演『隣の家族は青く見える』も初回7.0%と低調。前期と同様、今期も全滅状態と言えそう。大問題なのは、決してドラマがつまらないわけではないということ。いくら面白い番組を作っても、視聴者から見向きもされないフジは、末期的状況といえます」(テレビ誌記者)
また、かつて『SMAP×SMAP』(フジテレビ系)が放送されていた月曜夜10時台の関西テレビ制作枠では、15日から俳優の山崎育三郎やお笑いコンビ・千鳥が司会を務める『世界の村のどエライさん』がスタート。世界の過酷な環境に住む村人に密着し、その土地の“幸せ”を支える“どエライさん”を紹介する海外ロケバラエティというが、初回から4.1%と打ち切り圏内。さらに、22日の2回目の放送では、3.3%にまで落ち込んでしまった。
「内容は“海外ロケを行い、スタジオのタレントたちが賑やかす”というよくあるフォーマット。しかし、約1時間の放送で1つの村しか紹介しない点や、現地を訪れるタレントが、同局『テラスハウス』の菅谷哲也やモデルのベックなど、かなり微妙な人選。VTRが中途半端に感動路線を狙っているのも、視聴者の食いつきが悪い一因では?」(同)
ネット上では、早くも「どエライのは視聴率のほう」と揶揄されている同番組。視聴率低迷により1年で終了した前番組『ちょっとザワつくイメージ調査 もしかしてズレてる?』に対しても、「ズレてるのは番組の内容」と揶揄する声が相次いでいたが、当然ながら、制作サイドは番組が失敗したときのことを全く想定していないのだろう。
「昨年11月にスタートした古舘伊知郎司会のバラエティ『モノシリーのとっておき』(金曜、夜7時~)も4~5%台で、打ち切りは時間の問題。なお、2017年4~9月期の営業利益は、民放キー局でフジだけが営業赤字。昨夏から新体制となり、大規模改編をアピールしているフジですが、むしろ悪化する一方です」(同)
28日からは、日曜ゴールデン帯の激戦区でスポーツバラエティ番組『ジャンクSPORTS』をスタートさせるフジ。司会のダウンタウン・浜田雅功は、初回収録後の会見で「数字取れるんですか?」と弱気な発言をしていたが、その不安は的中してしまうのだろうか?
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