セカオワ・Saori著『ふたご』直木賞落選もドラマ化の動き「NHKかフジテレビで……」
#ドラマ #SEKAI NO OWARI
日本文学振興会が、第158回芥川賞・直木賞の選考会を16日に東京・築地の料亭「新喜楽」で開き、直木賞に門井慶喜さんの『銀河鉄道の父』(講談社)を選出した。候補にノミネートされていた人気ポピュラーバンド・SEKAI NO OWARIのメンバーSaoriこと藤崎彩織さん(31)のデビュー作『ふたご』(文藝春秋)は、受賞を逃す結果となった。
それでも、選考委員を務めた作家の伊集院静氏は藤崎について「最初に書かれた作品としては才能がある。感性もいい。過去の素晴らしい小説と出会うと、とんでもない作家になると思う」とベタ褒めして、太鼓判を押した。
そんな藤崎のデビュー作『ふたご』をめぐって、大きな企画が進展しているという。
「NHKかフジテレビで、ドラマ化しようという話が持ち上がっているようです。藤崎が所属する芸能事務所『TOKYO FANTASY』は、大手芸能事務所『アミューズ』の子会社なんです。親会社が映像化しようと動いているようで、そうなれば、NHKかフジテレビだろうと言われています。もともと『アミューズ』の上層部が両局に食い込んでいて昵懇の仲であるのは、業界では有名な話ですから」(芸能関係者)
最近ではアミューズ所属の桑田佳祐が、NHK朝の連続ドラマ小説『ひよっこ』で主題歌を担当。同じくアミューズの福山雅治は、年末に故郷・長崎を旅するドキュメンタリー番組『残響の街・長崎~福山雅治故郷を撮る~』に出演したほか、過去には大河ドラマ『龍馬伝』で主役を好演、大型番組『NHKスペシャル ホットスポット 最後の楽園』にも出演するなど、NHKとのパイプを強めている。
また、フジテレビの方はといえば、桑田が報道番組『ユアタイム』の主題歌や、アニメ『ちびまる子ちゃん』のエンディングを担当。福山もフジテレビではドラマ『ガリレオ』に主演するなど、両局とアミューズは縁深いものがある。
前出の芸能関係者は「すでに『ふたご』は昨年10月に発売されてから、10万部を超える売り上げを誇っています。作中にはSEKAI NO OWARIのボーカル・Fukaseがモデルとされる人物も登場。話題性は抜群で、ドラマが放送されれば高視聴率は間違いないでしょう。どのように映像化されるか、見ものですね」と話す。
昨年末に第1子を出産したばかりの藤崎だが、小説のドラマ化となれば、ますます多忙になりそうだ。
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