TBS『サンジャポ』、新アシスタントに新人アナ起用! 狙いは“脱ブラック企業”イメージ!?
#アナウンサー #女子アナ #TBS #サンデージャポン
爆笑問題が司会を務める、日曜朝の人気情報番組『サンデージャポン』(TBS系)の7代目アシスタントに、昨年4月に入社したばかりのルーキー・山本里菜アナが大抜擢され、7日から出演している。新人アナの起用は、4代目の青木裕子アナ(現フリー)以来、2人目となる。
同番組のアシスタントは、同局看板アナの吉田明世アナが3年3カ月にわたって務めていたが、第1子妊娠のため、昨年12月24日の放送回で卒業。新アシスタントが誰になるのか注目を集めていたが、まだ知名度の乏しい山本アナが起用されるに至った。
山本アナは青山学院大学文学部英米文学科在学中に、「ミス青山コンテスト2014」に出場し、ファイナリストに選ばれている。また、フリーの女子アナが数多く所属する芸能事務所「セントフォース」の若手部門「スプラウト」に所属し、学生キャスターとして、『BSフジNEWS』、テレビ朝日系『グッド!モーニング』を担当。15年にはNHKドラマ『美女と男子』に、お天気キャスター役で出演したこともあり、“即戦力”として入社した。
半年間の研修を経て、昨年10月より、『はやドキ!』(金曜)、『あさチャン!』(月~水曜)に出演しているが、いずれも早朝番組とあって、現状、視聴者のなじみは薄い。
では、人気番組のアシスタントに、なぜ無名の新人アナが抜擢を受けるに至ったのだろうか?
「事実上、“TBSのエース”といえる吉田アナの後任ですから、責任は重大です。ただ、人気者であるばかりに、吉田アナは“週6勤務”を強いられ、妊娠後、2度も『サンジャポ』生放送中に倒れて退席してしまいました。これにより、ネット上で、『過酷労働を強いるTBSはブラック企業』とバッシングを受けたのです。同局は、吉田アナに『TBSはブラック企業でもなんでもない。アナウンサーの体を一番に思ってくれる会社』と言わせて、火消しに躍起になりました。そんな背景もあって、注目が集まっていた『サンジャポ』新アシスタントには、あえて多忙ではない新人アナを起用したのでは?」(女子アナ事情通)
近年、ルックス重視で女子アナを採用してきた同局には、「ミスキャンパス同志社2011」グランプリの宇垣美里アナ(14年入社)、「ミスキャンパス慶応2013」グランプリの宇内梨沙アナ(15年入社)、「ミス青山コンテスト2014」準ミスの日比麻音子アナ(16年入社)、「ミス実践コンテスト2013」グランプリで、「2016ミス・インターナショナル日本代表選出大会」グランプリの山形純菜アナ(17年入社)ら、ミスコンでタイトルを獲得した若手女子アナが多数在籍している。
そんな中、ミスコンで大きな実績こそないものの、学生キャスターとしての経験がある山本アナは、新人ながら、しっかりしたアナウンス能力が評価されたようだ。入社時には、どうしても、元ミス・インターナショナルの山形アナばかりが脚光を浴びる格好となった。だが、今回の『サンジャポ』アシスタント就任は、山本アナにとって、同期の先を行く絶好のチャンス到来だといえそうだ。
(文=田中七男)
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