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日刊サイゾー トップ > エンタメ > アイドル  > お正月、アイドル“晴れ着番組”の楽屋

「もっとキツく締めて!」着付け業者が明かす……お正月、アイドル“晴れ着番組”の楽屋は阿鼻叫喚!!

イメージ画像(HKT48宮脇咲良のTwitter:@39saku_chanより)

 お正月番組の楽しみといえば、美女たちの晴れ着姿。普段は最新ファッションに身を包んだアイドルたちが、艶やかな着物をまとった姿を見られるのは正月番組ならではだが、楽屋ではとんでもないてんやわんやが繰り広げられているという。

 普段は都内で着付け教室の先生をしており、昨年末に国民的アイドルグループの番組で着付けを担当した女性のTさんは言う。

「収録は12月初旬に行われましたが、それはそれは大変な現場でした。集合は番組収録開始の4時間前だったのですが、最初から大騒ぎ。事前にメンバーの身体のサイズは聞いていたので、何パターンか着物を持って行って、メンバーに着物を選ばせるところから始まったのですが、他の仕事で遅れてきたメンバーがいて、その子が残っていた柄が気に入らないと言って、いきなり一騒動でした。メンバーの中には着物を着るのが初めてという子もいて、着付けの途中で貧血のような状態になる子もいました」

 当日番組に出演するメンバーは20名ほどいて、人手が必要だったため、サポート役に弟子を連れて現場に行ったTさん。中には着付けのプロに対してクレームを付けるメンバーもいたそうだ。

「メンバーの中には、信じられないぐらいガリガリの子もいて、きれいに着るために腰の部分にタオルを何枚も入れる子もいました。一方では、いったん着付けが終わったのに、いつまでも鏡の前に立って自分の姿をチェックした挙句、『着付けをやり直してほしい』と言ってきた子も。その子は、メンバーの中でも比較的ぽっちゃりした子で、着物を着た時のボディラインがどうしても気になったようでした。そこで、帯をキツく締め直してあげたところ、『もっとキツくしてください』と言うのです。私は、『そんなにキツく締めたら、途中でしんどくなるわよ』と言ったのですが、その子は『大丈夫です!』と言うばかり。スタッフも『やってあげてください』というので、ギューギューに締めました」

 そのメンバーは宣言通り、帯をギチギチに締めた着物で、数時間にもおよぶ収録を乗り切ったのだそう。見る方にとっては眼福の晴れ着姿だが、着るのが命がけのメンバーもいるようだ……。

最終更新:2018/01/14 06:00
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