山崎賢人、連ドラ初主演『トドメの接吻』でイメージダウン&爆死スタート! せっかく『陸王』で好感度アップしたのに……
#ドラマ #日本テレビ #山崎賢人
若手俳優・山崎賢人の連ドラ初主演作『トドメの接吻』(日本テレビ系/日曜午後10時30分~)の初回が7日、30分拡大で放送され、視聴率は7.4%(ビデオリサーチ調べ、関東地区/以下同)と爆死スタートとなった。
日テレの同ドラマ枠は、2015年4月期より放送開始し、2ケタで好発進する作品も少なくなかったが、ここ最近は低迷。前クールの『今からあなたを脅迫します』(ディーン・フジオカ、武井咲主演)は初回8.0%で、同枠史上最低のスタートだったが、『トドメの接吻』は、それをさらに下回り、ワースト記録を更新した。
同ドラマは、カネや権力にしか興味がない新宿・歌舞伎町のクズホスト「エイト」こと堂島旺太郎(山崎)が、誰も愛さず、成り上がることだけを追う物語。初回では、序盤から山崎と常連客役の釈由美子、井上晴美とのラブシーンが立て続けに流れるという衝撃のスタート。旺太郎が働くホストクラブ「ナルキッソス」に、資産100億円のホテル王・並樹グループの令嬢・美尊(新木優子)が来店する。旺太郎はかっこうの金づるである美尊に狙いを定めるが、男子トイレに突然現れたナゾのキス女(門脇麦)にキスされて、命を落としてしまう。旺太郎が目を覚ますと、1週間前にタイムリープしていた。旺太郎は美尊を再び落とそうとするが、キス女に再度殺されてしまい、このシーンが何度も繰り返される……という展開だった。
キャストは山崎、門脇、新木のほか、菅田将暉、志尊淳、新田真剣佑、佐野勇斗といった若手イケメン俳優が脇を固めているが、残念ながら、あまり視聴率には結びつかなかったようだ。
ネット上では、「同じシーンが繰り返されて退屈」「見るのがつらいから途中で消した」「門脇、菅田は演技うまいけど、山崎はヘタだから感情移入できない」「『またかよ!』っていうくらい戻りすぎ。途中で飽きた」「山崎のしゃべりがヘタでビックリ。15分で脱落した」「山崎は好きじゃないけど、暇つぶしで見たけど、暇つぶしにもならなかった」といった声が聞かれ、かなり厳しい評価だ。
前番組の『世界の果てまでイッテQ!豪華5本立て!新春3時間SP イモト憧れの初ハワイへ!』が19.0%の高視聴率をマークし、他局を圧倒していただけに、そのままチャンネルを替えずに同ドラマを見た人は少なくなかったはず。だが、前述のような理由で、放送途中で脱落した視聴者も多かったのだろう。
これまで山崎はクールな役柄が多く、演技面での評価は決してかんばしいものではなかった。しかし、前クール、2番手で出演した日曜劇場『陸王』(TBS系)では、父(役所広司)が経営する「こはぜ屋」を守るべく奮闘する息子役を熱演。『陸王』は平均16.0%と高い視聴率を獲得したこともあり、山崎の好感度はかなり上がっていた。ところが、直後の今ドラマでは、キスをしまくるクズホスト役。しかも、作品自体の評価が悪いとあっては、そのイメージも一気に急降下してしまいそうな雰囲気だ。
まだ始まったばかりだが、前期同枠の『今からあなたを脅迫します』のように、5%を割り込むようなことだけは避けてほしいものだが……。
(文=田中七男)
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