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日刊サイゾー トップ > エンタメ  > カマキリ香川が嵐・松潤をボコボコ

嵐・松本潤をボコボコに……“昆虫本気モード”の香川照之が「民放の壁」をぶっ壊す!?

『櫻井・有吉the夜会 』Facebookより

 1月4日にTBS系列で放送された『櫻井・有吉THE夜会2時間SP』で、ゲストの嵐・松本潤が突如乱入してきた香川照之にボコボコに「説教」される一幕があった。

■松本潤の疑惑が確定

 それは、ゲストの松本にまつわるさまざまな「疑惑」を追求するという企画内で起きた。ちなみに、まだ香川は登場していない。

 まず、過去この番組で相当ハマっていると熱弁していた松本の“盆栽熱”が、早くも冷めてきていることが暴かれたのち、続いて浮上したのが松本の「スターなのに虫にビビりすぎ疑惑」。

 同じくゲストの女優・木村文乃から『99.9-刑事専門弁護士-』(TBS系)のロケ時に、虫を怖がっていたことがチクられる。それを検証するため、数種類の昆虫が入った水槽が運び込まれるも、その覆いをめくった途端、カマキリがコオロギを捕食している最中で、急遽、一種類減ってしまうという食物連鎖ハプニング。有吉や島崎和歌子らがそれに爆笑する中、どこかぎこちない松本の笑顔。

 その昆虫を触るように促されるも、カマキリに対しては「持ち方わかんなかった」「精密機械みたいに思えて」「昔は普通に触れてたけど」と、なんとなく回避する松本。

 カブトムシ(コーカサスオオカブト)に対しては、持ち上げようとするものの上手く掴めず、それについても、「キャラメルみたいなパリパリ感」「クリームブリュレ的な(パリパリ感で持ちにくい)」と煙に巻く。おそらく掴む時の力加減がわからないという意味なのだろうが、ここで、ずっと松本の発言を傍で冷静に見ていた同僚・櫻井翔が、立ち上がって語りだす。

「あの~、精密機器だとかクリームブリュレだとか、なんだかんだゴタゴタ言ってますけど、子どもの時から虫嫌いです」

 虫嫌い確定。全て知っている盟友からの逃がれようのない証言に、笑うしかない松本。

 この番組では、有吉が「櫻井・松本不仲説」イジリをよくしており、この日も櫻井は「炎上商法」で、その流れに乗っていくとボケていたので、そのための「冷めた顔」なのかと思いきや、ただ「容疑者を泳がせている顔」だった模様。

 まったくの余談だが、幼馴染とかでもなく、お互い芸能の門を叩いてからの知り合いのはずなのに、「子どもの時から」知っていると当たり前に語る関係性に、デビュー前からプロ予備軍として同じ釜の飯を食ってきた2人の歴史を感じる。サモ・ハン・キンポーとジャッキー・チェンが子どもの頃から知り合いなのと同じで、今さら「不仲」どうこうではないのだと思う。

 虫嫌い確定の松本に対し、「強がってたの~? か~わいい~!」と、一人変なところでスイッチを入れる島崎和歌子を尻目に、ここで、いよいよもう一人の、いや一匹のゲストが登場する。

■全身カマキリで激怒

「松潤に対して怒っている『虫』」として呼び込まれたのは、全身カマキリのかぶり物でビルドアップした「昆虫本気モード」の俳優・香川照之。

 説明するまでもない名優だが、最近は手がつけられないほどの「過激な昆虫好き」としても名を馳せる。

 そもそも香川が最初に昆虫好きを爆発したのは、2年前のこの『夜会』だった。その時も全身カマキリの着ぐるみで昆虫愛を語り倒し、同時に「Eテレで昆虫番組をやりたい」と他局なのにアピール。それをたまたまEテレのチーフプロデューサーが観ていて、悲願の昆虫番組『香川照之の昆虫すごいぜ!』が誕生したのだ。

 その回の『夜会』で着ていたコミカルタッチの着ぐるみが相当気に食わなかったのだろう、Eテレ番組開始と同時に香川が何度もダメ出しし、腕の棘の位置にまでこだわったというリアルな着ぐるみを製作、今回、その渾身のシェイプを引っさげての凱旋となった。ちなみに、なぜカマキリかというと、香川が一番好きな昆虫だから。

 登場するなり、「俺が出てくる前にカマキリ(本物)出しちゃダメだろ!」と番組構成にブチギレ、「やってらんねーよ!」と鎌の部分を床に叩きつけて帰るというヒールレスラーのような魅せ方を心得ている香川。さらにEテレで実際に使っている着ぐるみを着てきたことに驚く周囲に、「俺の2018年の目標は、テレビ局のチャンネルをぶっ壊すことだ!」と叫ぶ。外見・発言ともに立派な怪人だ。

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