「このハゲーーー!」音声ファイルで3億円ゲット! 豊田真由子の暴言騒動で、週刊新潮はボロ儲け
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2017年もいろいろな珍事件があったが、中でも強烈なインパクトを残したのが豊田真由子氏による「このハゲーーー!」という暴言騒動。全国の薄毛男性を敵に回した豊田氏は、騒動で多くのものを失ったが、騒動を報じた「週刊新潮」(新潮社)は笑いが止まらない状況だったようだ。
豊田氏の暴言が報じられたのは昨年6月のこと。12年の選挙で埼玉4区から出馬して初当選を果たした豊田氏は、14年の選挙でも当選して2期目を務めていたが、同誌が、豊田氏による秘書への暴力や暴言、罵詈雑言の様子を子細に報じて大騒ぎに。秘書がICレコーダーで録音した音声も公開され、「このハゲーーーっ!」「違うだろーーーっ!」といったフレーズは流行語大賞からは漏れたものの、国民の記憶に深く刻まれた。
豊田氏はその後自民党を離党し、10月の選挙には無所属で出馬したものの、あえなく落選。得票数が出馬した5名中最下位という屈辱を味わったが、一方の新潮は騒動で大金を手にしたという。男性週刊誌の記者が語る。
「豊田真由子騒動は、文字で読んでも面白かったですが、最大のインパクトはやはり音声ファイルです。音声はYouTubeで公開され、爆発的に拡散しましたが、テレビ局がワイドショーなどで使う際には使用料が発生します。使用料は5万~10万円程度だと思われますが、どのワイドショーもこぞってあの音声を使ったため、新潮はあれで3億円稼いだようです。かつては、ワイドショーが週刊誌の記事を紹介する際は、『宣伝になるから』ということで無料でしたが、近年はテレビで使われても雑誌の売り上げにはほとんど関係ないため、『使うなら金を払え』と言うようになりました。私が働いている週刊誌には使用許可を取るための『申請書』が用意されていて、使用料は3万円です。『お金がかかる』と言うと、半分以上は『じゃあ結構です』と言いますけどね」
16年は“文春砲”のインパクトが強烈だったが、昨年は“豊田砲”で一矢を報いた新潮。今年も週刊誌戦争から目が離せない!?
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