“ブラック企業”イメージ一掃に躍起のTBS 「過酷労働」吉田明世アナの負担を急軽減!
#アナウンサー #女子アナ #TBS #吉田明世
TBSが、“ブラック企業”イメージの払拭に躍起になっているようだ。
事の発端となったのが、同局人気ナンバー1の吉田明世アナが生本番中に訴えた体調不良だった。吉田アナは10月29日の『サンデー・ジャポン』生放送中に体調不良を訴え、途中退席。さらに3日の同番組の放送中にも、同じ理由で退席した。吉田アナが同日、自身のインスタグラム、Twitterで、貧血を起こしたことが原因で、第1子を妊娠していると発表。これを受け、ネット民は騒然となり、「妊婦に過酷労働を強いるなんて、TBSはブラック企業だ!」といった趣旨で、TBSはバッシングされるハメになった。
現在、吉田アナは朝の帯番組『ビビット』をはじめ、『サンジャポ』『爆報! THE フライデー』『トコトン掘り下げ隊!生き物にサンキュー!!』『有田哲平の夢なら醒めないで』、TBSラジオ『たまむすび』(月曜パーソナリティー)と6本の番組を担当。『ビビット』と日曜の『サンジャポ』は生放送であるため、2015年春から、“週6勤務”を余儀なくされてきた。
生放送がない土曜が唯一のオフとなっていたが、収録が入ってしまえば、“週7勤務”となり、まさしくブラックそのものだったのだ。
同局では、吉田アナの妊娠による体調不良を受け、『ビビット』への帯での出演を、11月17日で終了させ、翌週より水曜~金曜のみ出演に軽減した。それでも、3日に吉田アナが再び途中退席したことで、10日の『サンジャポ』はスタジオ出演ではなく、自宅から出演させるという異例の措置。この放送で、出産予定日は夏前と明らかにし、年内で同番組を卒業することを発表した。
11日の『たまむすび』では、来年3月まで同番組に出演予定と明かした上で、「TBSはブラック企業でもなんでもないですし、アナウンサーの体を一番に思ってくれてる会社なので」と発言。これまた、ネット民からは「火消しのため、吉田アナに言わせてる」「ブラック企業でないなら、週6勤務なんてさせない」と批判のタネになりそうな気配だ。
吉田アナは、14年10月から、田中みな実アナの退社に伴い、『サンジャポ』の進行アシスタントに就任。帯とはいえ低視聴率の『ビビット』より、人気番組『サンジャポ』の方が、吉田アナの人気アップによっぽどつながったはずで、本人にとっても、早々の卒業決定には複雑な思いがあるに違いない。
生放送中の途中退席がきっかけとなり、来年1月から、吉田アナの負担は一気に軽くなるが、問題なのは、その後任だ。
「TBSは14年以降、女子アナの採用に力を入れてきましたから、人がいないわけではありませんが、大事な番組を任せられるところまで、若手が育っていないのが現状です。ハッキリ言って『ビビット』は視聴率が悪いため後任は誰でもいいでしょうが、『サンジャポ』は看板番組の一つだけに、そうもいきません。ルックスのみならず、バラエティ的なセンスが必要。その意味では、宇垣美里アナあたりが候補に浮上しそうですが、“肉食系”であるため、スキャンダルが心配ですね」(テレビ誌関係者)
果たして、同局が『サンジャポ』進行アシスタントの後任に誰を指名するのか、注目されるところ。
(文=田中七男)
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